題に示しましたようにパナソニックが太陽電池工場を再編するそうです（パナソニック、太陽電池工場を再編―来年度黒字化を目指す）。
記事によりますと太陽光事業は16年度赤字、17年度も赤字になりそうで、再編により18年度には黒字転換を目指したいようです。
太陽電池事業、大変ですね。私はこれまで太陽電池事業の不振は中国勢の低価格攻勢が大きな原因かと思っていましたが、パナソニックは国内市場の縮小が大きな原因と見ているようです。このため、工場再編のあとも、販路を海外に求めて事業維持していく方針のようです。16年度は海外比率が16%だったのを、18年度には75%にまで伸ばす方針だとか。
海外に対して随分強気な印象を受けますね。海外では中国勢ともろに競争になると思うのですが、勝算があるのでしょう。パナソニックはテスラと協業していますので、アメリカの市場はある程度確保できるでしょうが、他の地域でも対抗できると読んでいるのでしょう。まぁ、海外に販路を求めざるを得ないという状況もあるのかと思いますが。
私は太陽電池事業で日本のメーカーが中国勢に勝つのは難しいと感じていましたが、パナソニックの強気な姿勢は、ある意味、頼もしいなとさえ感じます。他のメーカーはどうなのでしょうね。
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