暑くてずっとブログをサボっていましたが、そろそろ復活しなければならないかなと焦っています。今日は「ソラメンテ」の記事を見つけました(発電していない時でも点検可能、CISにも使える太陽光検査装置)。これならコメントしたいなと思いましたので、頑張って書きます。
見つけた記事はソラメンテの新しいオプション品2種の紹介でした。
ソラメンテにはストリング全体の検査用のZと、パネルのバスバーの電流検査用のiSがあります。このうち、Zはストリングに電流が流れない開放状態で使うのに対し、iSはパネルに電流が流れている状態で電流検出するようになっていました。普通はZで不良ストリングを見つけて、その中の不良パネルを見つけるためにiSを使います。
しかし、連系前などの発電できない状態ではパネルに電流を流せませんのでiSは使えず、不良パネルを探せないという不自由さがあります。新しいオプションの一つはこれを改善するもので、「ソラメンテZ/iS連携キット」という名前です。名前から想像するに、Zからストリングに信号を流し、それをパネル上でiSが検出できるかどうかで故障を発見するのではないかと思いますが、定かではありません。とにかく発電していない状態でも検査できるのは便利です。
もう一つのオプション品は「ソラメンテCISアダプター」と言って、これはCIS専用のものですね。CISにはバスバーがありませんので、バスバーの電流を検出するiSは意味を持ちませんでした。新しいオプション品で何ができるのかなと思いましたが、記事によると「バイパスダイオードの短絡など」発見できるそうです。これはこれで意味があるでしょうが、それだけだとちょっと寂しいような・・・。まぁ、価値は値段次第でしょうね。ちなみに、記事では価格は判りません。
ところでソラメンテはメガソーラークラスでも使っているのでしょうかね。経験したことが無いので判りませんが、かなり面倒な気もします。メガソーラークラスになると少しお金をかけてTigoのようなものを導入した方が良いですかね。ソラメンテのようにマメにチェックする保守が可能なのは、低圧連系の小さな発電所が数多くある日本の特徴のような気がします。
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