太陽光発電アドバイザー試験の必勝講座と言うものに行ってきました。特にこの資格が欲しかったという訳ではなく、どんなものか知りたかっただけなのですが、まぁ、ヒマだから受講したようなものですね。
太陽光発電アドバイザーと言うのは日本住宅検査協会というNPOが認証するものらしく、別に資格という訳ではなく、単なる名誉みたいなもので、JPEAも同じようなものを認証していたのではないかと思います。私が参加した講座は、この認証試験の過去問を使って必勝対策をするという内容でした。
この「太陽光発電アドバイザー」試験には公式テキストがあって、その中から試験問題が作られるらしいのですが、毎回それほど試験内容は変わらないので、この講座(1日だけ)の内容を理解していたら、かなりの確率で合格できるようです。
過去問をざっと見ると、確かに太陽光発電に関する知識を問う内容になっていましたが、日本住宅検査協会が実施しているだけあって、住宅の屋根の構造や工事に関する問題も充実していたように感じます。ただ、質問の表現が紛らわしくて間違ってしまいそうなものが多かったのが気になりました。いわゆる「ひっかけ」問題ですね。太陽光発電の専門家でもいくつかは間違えてしまいそうです。まぁ、全体の6割を正答すれば良いらしいので、少々ひっかかって間違えても、太陽光発電の知識があれば合格できるなという印象を受けました。「太陽光発電アドバイザー」というのはその程度の専門家すね。
この認証を受けたからと言っても特に利益があるわけでは無く、また、こんな無意味なひっかけ問題のある試験なんて受けたくないなと思いましたが、「太陽光発電アドバイザー」の資格を取ると「裁判外紛争解決」の調停者の研修を受ける資格を得られるという話に興味を持ちました。調停できるのは太陽光関係の紛争に限られるでしょうけれどね。
正直言って、紛争に巻き込まれるのは嫌なことであり、その調停なんてやりたくないという思いがありますが、一方で太陽光に関するトラブルについていろいろ知るために紛争に関与する機会を作るのも良いという気持ちもあります。調停者の資格だけ取っておいて、本当にやるかどうかは別途考えても良いなと思いました。
とはいえ、まず「太陽光発電アドバイザー」の資格を取って、その後に調停者の資格を取らないといけません。「太陽光発電アドバイザー」の認定試験は年に2回あって、次回は11月5日ですが、これは都合で受けられません。となると、どうするかは来年の話ですね。
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