中国のジンコソーラーが米国にパネル工場を作るそうです(中国ジンコソーラー、北米に太陽光パネルの工場建設を計画)。これはやはりトランプが発表した太陽光パネルへの関税策に対応したものなのでしょう。
米国の工場は0.5~1.0GWぐらいの生産規模と見られています。投資額は1億2000万ドルぐらいになるそうです。これだと生産規模100kWあたり100数十万円の投資となるので、少し安いなと思いましたが、4億1000万ドルの投資という噂もあり詳細は判りません。
トランプの太陽光パネル輸入への対抗策として、このように中国から米国への進出する例は初めてではないでしょうか(台湾からはUREが進出するそうです)。他のメーカーは様子見のようです。記事によると、トランプの今回の関税策はWTOにひっくり返されるかもしれないので、米国進出はまだリスクが多いと見ているようです。
トランプの太陽光パネルへの関税策はニュースなどで大々的に報じられましたが、どれほどの効果があるのか見ものですね。結果が出てくるまで2-3年はかかるかな? よく見ておきましょう。
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