東電が再エネを火力発電並みの事業にすると発表しました(再エネ事業を「火力と並ぶ柱に」東電HD社長が表明)。いやぁ、これは時代の変化を感じさせるニュースですね。2027年頃には1000億円ぐらいの利益を生み出す事業にしたいそうです。
東電には、昔、「太陽光なんて」と馬鹿にされてきましたので不愉快な会社と思っていましたが、FIT導入の頃から少し雰囲気が変わってきているような印象がありました。更に最近の太陽光の値下がりや、世界的な再エネへの転換の潮流で考え方が変わってきたのでしょうか。
再エネ事業を推進するといっても、やっぱりFITを利用するのでしょうね。FITの買取価格はずいぶん下がり撤退するところも出てきている中で、まだまだ利益が出ると見込んでいるのでしょう。メガソーラーならまだ利益が出せるのかな? それとも遊休地をたくさん持っているのでしょうか? まぁ、再エネは太陽光だけではないので、他の発電方式も考えているのかもしれません。
パリ協定で再エネ重視に世界の潮流が変わる中で、日本は取り残されているようなところがありました。しかし、あの東電が再エネを進めるというのは日本の中でかなり影響力があるのではないでしょうか。これを機に他の電力会社も、電力会社だけでなくどの会社もどんどん再エネ、太陽光を進めていくようになるかもしれません。・・・ちょっと言い過ぎかな?
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