PV EXPOに今年も行ってきましたが、だんだんと問題意識が薄れて、漫然と見ていたような気がします。ただ、一時期よりは人出がぶり返し、PVの勢いが戻ってきているように感じました。パリ協定の影響でしょうかねぇ。とにかくこれは歓迎できるなぁと思いました。
発電所をつくる気が無いと、ホントに製品への興味を失ってしまいますね(笑)。ただ今年は基調講演に経産省の山崎課長の話があるので、それを聞き逃さないように昨日行ってきました。話の内容は昨年12月の太陽光発電シンポジウムの時と同様で、「太陽光発電を基幹電源にする」ということが中心でした。頼もしいですね。具体的なデータも挙げて、基幹電源になりうるとし、系統への接続などの課題を指摘していました。
基調講演には私が関心を持っているレノバの社長の話もありました。レノバは太陽光発電事業のベンチャーのような会社ですが、一昨年マザーズに上場し、昨年には東証一部に上がり、凄い会社だなと思っていましたが、社長は若そうな感じで(40代ぐらい?)、落ち着いた話しぶりでした。これから太陽光発電事業への取り組みについて説明していましたが、発電所建設には地域とのコミュニケーションを大事にし、必要な技術開発には投資も行うなど、健全さがうかがえる内容でした。
展示されている製品や技術については、新しいものもあったのでしょうが、今の私にはそれほど興味を持てるものはありませんでした。それより中国の勢いが日本勢を圧倒していたことが、ちょっと・・・アレで・・・。
ということで、とにかくいろいろある中で太陽光発電が勢いを取り戻しつつあるという印象を受けたことが、今年のPV EXPO見学で一番うれしかったことです。
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