このニュース(雨が降っても発電する太陽電池、中国蘇州大が開発)は少し前にも聞いたような気がしますが、その時はスルーしていました。また目にしましたのでちょっと見てみました。
構造は太陽電池の表面に水で起電力を発生する透明素子を重ねるというもの。記事では太陽電池はヘテロ接合となっていますが、どんな太陽電池でもよいでしょう。上にのせる素子は、TENG素子と言って透明のようです。透明と言っても透過する光を多少は減衰させるでしょうから、太陽電池の発電も少し落ちると思います。
水で発電する素子の発電能力は、条件が書いてないので良く判りませんが、電流33nAということから類推すると、太陽電池などと比べでかなり少なそうです。水での発電はほんの申し訳程度と考えた方が良さそうです。太陽電池に到達する光を減衰させた分を補えるかどうか、かなり怪しいですね。
面白いと言えば面白いですが、ちょっと何に使えるか見当がつきません。
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