こういうものがいずれ出てくるだろうと思っていましたが、思ったより早く出てきました(空撮画像の分析も自動化、「誰でもできるドローン点検」目指す)。
太陽光パネルの簡単な点検方法としてサーモカメラを使う方法は重宝されています。それでも低圧の太陽光発電所ぐらいなら良いですが、メガソーラークラスになるとパネルの数も何千、何万枚になりますから点検作業も大変です。そこにちょうどドローンが登場し、空撮でサーモ画像を撮ることで作業がかなり楽になりましたが、それでも大きな発電所ではサーモ画像と実際のパネル位置や異常の同定などの作業負担が馬鹿になりません。ただ、作業内容から考えていずれAIなどを応用して自動化されるだろうなと思っていました。
しかし早いですね、思っていた通りのものが出てきました。まだ改良の余地があってユーザーと共に開発していくようですが、パネルの位置やトラブル内容を推定したレポートを出すなど十分に実用レベルになっているようです。コスト的にはドローンの購入費が200-400万円かかるのが大きいですが、ソフトの利用料は数万円(1回あたり?)らしいです。ちょっと高いですね。
多分、今後あちらこちらの会社から同じようなものが提案されてくるでしょう。これを開発した会社も指摘していますが、ドローンは今後価格低下が期待されるので、小さな発電所でも利用できるぐらいのコストになりそうです。それでもパネル枚数が何千枚かになる高圧レベルの話で、低圧の発電所は人手で検査するので十分だと思います。つまり、私が使うようなものでは無いということですか。残念だな。
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