太陽光発電は天候によって出力が変動するため、大量に用いられた場合には、予め天候予測で電気の需給に問題が生じないような準備をしたくなるでしょう。当日になって天気が悪くなり、急に電気を手当てするよりは、予め予約しておいた方が安くつきますからね。しかし、天気予報が大外れすると、それがうまく行きません。多分、そのような背景から、天気の大外しを予想する方法が検討されているようです(日射予測の「大外れ」を指標化、太陽光の需給調整に貢献)。
しかし、「予測の大外れを予測する」ってどんな予測ですかね。記事を読んでいても、判るようでよく判りません。どうも、あちらこちらの天気予報を用いて天気予報の信頼性のようなものを計算するようです。この信頼性はその時の天候状況によって変わってきます。その結果、天気予報に信頼性のようなものが付加されるようですが、信頼性の低い天気予報の時は外れても良いように(無駄になる恐れがあっても)予備電力を予約しておくなどの準備するのでしょうね。逆に、誤差率の高い天気予報の時は無駄にならないような運用ができて経済的ということしょうかね。
しかし、信頼性が低いという予報が頻繁につけられたら、その天気予報を出している機関は惨めでしょうね。そういう機関が出てこないか見ている方が面白そう・・・。
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