またまた富士経済の市場予測記事でブログします。次世代太陽電池市場が急に伸びるという話(次世代太陽電池が急成長か、2030年に市場規模は800倍以上に)ですが、「次世代太陽電池が2030年でそんなに伸びるだろうか?」、「そもそも次世代太陽電池って何?」と疑問に思って読んでみました。
まず次世代太陽電池とは下図に挙げられている太陽電池のようです。これらが本当に次世代の太陽電池になるのかどうか怪しいと思いますが・・、2030年には市場規模が800倍の2433億円(世界市場)になるそうです。
確かに市場の拡大率は凄いですが、絶対額はそれほどでもないのではないでしょうか。現状のシリコン太陽電池市場が6兆円ほどですから、そのほんの数%です。富士経済の予測でも、次世代太陽電池は既存の市場に参入してくるのではなく、新たな特殊用途(機器電源、ZEH、ZEB、BIPVなど)に進出するという予測です。
2030年ぐらいだと、まだまだシリコン太陽電池の改良版が主流を占めていると思いますよ。次世代がどのような太陽電池になるか判りませんが、2050年ぐらいになるとシリコン太陽電池以上のものが出てきているかもしれません。まぁ、その頃私は生きていないでしょうから目撃できないのが残念ですね。さしあたり、私はシリコン太陽電池と共に討死することになりますか。別にシリコン太陽電池を擁護するわけではありませんが、やはりシリコン太陽電池は強いですね。
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