パネルの下で農業を行う、いわゆるソーラーシェアリングも少しずつ進んでいるようです。新電力のような会社が組織的にサポート例が出てきています(自然電力と千葉エコ、ソーラーシェアリングの事業の支援サービスを共同提供)。
千葉エコエネルギーは実際にソーラーシェアリングの開発を行っている会社ですが、さらに太陽光発電の自然電力とも提携して、技術力の補完を行っているのでしょう。自然電力はドイツのjuwiと提携して太陽光発電の技術力の補完を図っているようです。ソーラーシェアリングは日本の技術であり、太陽光発電の会社は日本にいっぱいあるのに、何でドイツの会社と組むのか判りませんが、juwiは欧州ではかなり実績のある会社のようなので、とりあえずこのように組織的にソーラーシェアリングを支援する体制ができていることは喜ばしいと思います。
農作物によっては直射日光を嫌うものもあるらしく、そういうものとソーラーシェアリングは相性が良いと思います。千葉エコエネルギーでは、いろいろな作物でこの相性を調べてノウハウを積んでいるのでしょう。千葉エコエネルギーと自然電力のサポートがあれば、ソーラーシェアリングにノウハウが無いひとでも実施することが可能になります。
もっともソーラーシェアリングでは農地の転用が難しかったりするようです。これは全く手続き上の問題ですが、この辺りもサポートしてもらえるのでしょうかね。千葉エコエネルギーはこの辺りにもノウハウがありそうです。まぁ、ソーラーシェアリングの認知度がもっと上がって、このようなことで手こずらなくて良いようになって欲しいと思いますが、そのためにもこのような組織的な体制が充実していくことは良いことだと思います。
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