今回の集中豪雨や台風で多くのパネルが壊れて廃棄処分になるでしょう。廃棄太陽光パネルは産廃扱いになります。リサイクルについてはいろいろ提案されていますが、まだ実用化には至っていないと私は思っていました。しかし太陽光発電協会(JPEA)がパネルのリサイクル対応する産廃業者を発表しました(JPEA 太陽光発電協会の8/27のトピックス)。
下記のように21社が掲載されています。
パネルのリサイクル技術については、NPCがガラスとそれ以外を熱線で剥ぎとる方法を提案していたのを覚えていますが、ガラスが割れていても剥ぎとり可能なのでしょうか。今回廃棄されるパネルはほとんどが割れているでしょうからね。他にも方法があるのかな? コストはどれぐらいかなぁ。
リストの21社は全国に分散しているようですから、各地で対応可能です。被害を受けた発電所オーナーは是非リサイクルに取り組んで欲しいですね。各地でいろいろな太陽光発電所が被害を受けているようですが、気になるのは不適切に設置されているような発電所。こういう発電所が被害を受けやすい(そして起こしやすい)ので、オーナーがしっかり対処してくれるか不安です。
災害があったのは不幸ですが、逆にこれはパネルのリサイクルが少しでも進む機会にもなります。JPEAもそれを意識してリサイクル業者の発表をしたのだと思います。災害を受けたオーナーも、ここは頑張ってパネルリサイクルに取り組んで欲しいですね。
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