テレビ東京の「ガイアの夜明け」で再エネの問題が取り上げられていました(「どうする?にっぽんの電力」~「再生化のエネルギー」知られざる“裏側”~)。物々しいタイトルですが、内容は比較的穏やかに再エネを支援するものでした。大手のメディアがこのように再エネ支援をしてくれることは有難いことです。
番組では太陽光発電と風力発電を取り上げていました。
太陽光発電では、FIT制度で急激に普及したものの「出力抑制」や「送電線容量」の問題が出てきたことが指摘され、それでも頑張って太陽光発電の導入を進めようとしている事業者の例が紹介されていました。これは、なかなか現状に即した内容だったなと思います。
一方の風力発電の方は、一般の風力発電は台風などの強風に弱いのに対し、台風でも発電できる新技術の開発に取り組んでいる人の姿が紹介されていました。こちらも頑張っているのは判りますが、肝心の技術にどれぐらいの価値があるのか(コストに見合うものか)が判らず、単なる夢物語だったかなと言う気もします(言い過ぎかな?)。
昨年はNHKのクローズアップ現代でも再エネが取り上げられましたし(NHKクローズアップ現代での再エネの番組)、最近は新聞などで太陽光の問題が盛んに取り上げられています。再エネの存在感が増してきているようですね。さすがに「主力電源」を目指すとこのようになってくるのでしょうか。経産省は太陽光の不当利益の防止や悪質業者の取り締まり強化をし、再エネの悪い面の改善に取り組んでいます。これから再エネの良い面の認識が広まってくれたらと思います。
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