PV+蓄電池システムはこれから太陽光発電普及の有望な形態の一つです。日本ではどちらも高コストで、これらを合わせるととてもペイしませんね。一方、海外ではいずれもかなりコストダウンしているという噂を聞きます。どれぐらいのものだろうか。と思っていると、ちょうどアメリカでPV+蓄電池のコスト分析した記事がありました(米機関が「太陽光+リチウム電池」をコスト分析、その結果は?)。
分析しているのはNRELなので信頼性は高いです。内容は100MWの追尾型太陽電池と240MWhのリチウムイオン蓄電池のシステムで、PVと蓄電池のつなぎ方を変えてコスト比較しています。英語ですがその結果が下表です。
表のように、構成によって多少の差はありますが、100MW+240MWhでざっと200 million $弱、PV 1kWあたり蓄電池2.4kWh付きで20万円ぐらいになります。やっぱり安いですね。
PV 1kW+蓄電池2.4kWh で20万円なら、普通の住宅用4kWで80万円。許せる範囲ですね。まぁ、アメリカの分析は100MWのシステムですから安くなっているでしょうけれど、将来的にこれぐらいの価格になる可能性は十分ありそうです。
大変、勇気づけられる報告でした。
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