スイスの連邦工科大からスピンオフした研究者たちが、変換効率30-37%の太陽電池の普及版を開発したと発表しています(エネルギー変換効率30-37%のソーラーパネルがもうすぐ市販される)。
ちょっと見ると、集光型の太陽電池ですね。集光型の太陽電池はコストがかかるのが欠点ですが、この研究グループはうまくコストダウンしたらしいです。記事を見ても良く判りませんが、集光のメカニズムをうまく作っているようです。普通、集光型はレンズ・太陽電池一体となって太陽を追尾するのですが、これはレンズは動かずに太陽電池のところが動くような書きっぷりですね。これだと普通の集光型のような土地の利用効率が悪くなるという欠点も無くなります。
本当に安くなるのかなと疑問に思いますが、最近ではアメリカで2軸追尾の太陽光発電が固定型より発電コストが安くなった例もあるので、これもひょっとすると安くできるのかもしれません。
あまり期待はしていませんが、うまく行くかもしれないので、否定的な目を持たずに見て行きたいと思います。
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