最近はいろいろ節操のないソーラーが増えて、世の中の非難を浴びることが多いですね。確かに非難を浴びているソーラーの写真などを見ると、なんでこんな酷い設置をするのだと言いたくなります。特に斜面に設置しているソーラーには酷いものが多いですね。その点、平野に設置されるものはマシなのかもしれません(新潟県最大55MWのメガソーラー、四ツ郷屋で稼働)。
記事の写真を見ると、ソーラーが整然と設置されていて、これなら批判も出ないだろうなと思います。しかし、平野だから良かったというだけの話ではなさそうですね。この場合は地元との関係がよく、地域に喜ばれているようです。なかなか利用の難しい土地で、地権者も多数に分かれていたものをまとめ上げただけでなく、道路建設など地元への還元も行っているようです。
発電事業者がオリックス、EPCが大林道路と、大企業で社会的体面も気にするような会社が実施していることが良かったのかもしれません。まぁ、これぐらい大規模なメガソーラーだと、大企業しかできないでしょうけれど。
FITの買取り価格も下がってきて、弱小企業が太陽光で事業を行っていくことが難しくなってきています。これから生き残れるのは大企業のメガソーラーと住宅屋根のソーラーに集約されていくのでしょうかね。それなら、酷い設置のソーラーなど生まれにくくなるでしょう。
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