太陽光発電の取り締まりは特性に合わせた手法を確立すべき

産総研の大関氏に太陽光発電のO&Mについてインタビューした記事がありました(「太陽光発電のO&Mは特性に合わせた手法を確立すべき」、産総研・大関氏に聞く)。この記事を書いた記者は「O&M」と表現していますが、内容を見るとむしろ取り締まりについての話にまで展開したいですね。

大関氏

確かに太陽光のO&Mも重要な話ですが、それより太陽光の取り締まりを早く実施して欲しいです。危険なものに対しては早急に、悪質なものには厳しく対処して欲しいです。逆に急を要しないものは、まずは勧告程度でも良いでしょう。つまりは、この記事のO&Mと同じように状況に合わせて取り締まりを行うってことですね。

斜面PV

昨年、エネ庁から太陽光発電の取り締まりを強化するというアナウンスがあった時は、いよいよこの取り締まりで太陽光発電が適正化されると期待したのですが、あまりその後の進展がありません。危険な設置の太陽光を、なぜ取り締まれないのかよく判りません。お役人の動きは本当に遅いですね。

 

こうなると、民間の側から自主的な取り締まり活動を起こすのも良いのかもしれません。この場合こそO&Mに力を入れて、健全設置・運営のための自主勧告とO&Mについての指導を行うような形になるのでしょうかね。

 

取り締まられる側も、ただ警告を受けるのではなく、O&Mの指導を受けながら警告される方が受け入れやすいのでは・・・。まぁ、言い方によりますけれどね。ただ、この記事では「特性に合わせたO&M」が必要と書いていますが、具体的なO&Mには触れていませんでした。この辺りがもう少し詳しく判ると、取り締まり方法にも幅ができて行い易くなるのではないかと思います。

 

 

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