昨日は今年の一般的な(もちろん太陽光関係で)出来事から印象に残った出来事を3件挙げましたが、今日は個人的に気がついたことや印象深かったことを取り上げます。
4.昼間の電力需要がフラットになっている
今年の夏ころ、太陽光発電がピークカットに効いているのかどうかTwitterなどで話題になりました。その時に気になったので電力需要を調べてみて、一日の電力需要のピークはほとんどの場合、夕方になっていることを知りました。下の図は秋の例ですが、夏でも同じようなものです。ピークが夕方にあるということは、太陽光発電はピークカットには効果が無いということで、私にはショックな発見でした。
5.太陽電池価格下げ止まり
太陽光発電市場停滞のためかどうかわかりませんが、価格低下が滞っています。下図は今年までの価格傾向です。いずれまた下がってくると思いますが・・・。また、日本の太陽電池は割高とも言われています。この辺りも改善されて欲しいですね。
6.産総研メガソーラー10年点検
太陽電池は半永久的とも言われていますが、実際には怪しいという説もあり、耐久性が気になるところです。そういう中で、産総研で10年前に設置した太陽電池の全数検査を行い報告したのは、本当に良いタイミングだったと思います。全体的に5-10%の出力低下がみられたようです。特にA社に不良品が集中していましたが、これはタブの接触不良が多く、その後改善されたという噂はあります。とにかく、このような調査を公的機関で引き続き行って欲しいと思います。
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