日本ビジネス出版が行う「環境ビジネスフォーラム」に行ってきました。参加無料だったこともありますが、最近聞き逃していた経産省のプレゼンがあったのが大きな理由です。PVビジネスでなく環境ビジネスのフォーラムだったので、少し興味の薄いところもありましたが、十分に参考になりました。一番面白かったのは、エネ庁が非化石価値取引のトラッキングシステムを考えているという話でしたが、それは明日説明するとして、今日は全体的な印象を書きます。
環境ビジネスのフォーラムと言っても、やはり話のほとんどは太陽光ですね。太陽光関係のメーカー2社からのプレゼンがありましたが、いずれも中国の会社というのは現状を反映しています。
2社というのはモニタのTAKEO社とパワコンのファーウェイです。説明を聞くと、どちらも魅力的な製品を出しています。しかも中国だから安いのでしょう。しかしトランプ大統領ではないけれど、発電所の制御と監視だとセキュリティの問題があるので、ちょっと使うのに抵抗がありますが、そう思うのは私だけかな?
経産省からの政策動向の説明がありましたが、やはり再生可能エネルギーの主力電源化のために、保護・促進から競争力強化・適正化に向かっているなという気がします。FITの抜本的見直しですね。
太陽光利用の面では、自家消費に注目が集まってきているようです。自家消費と言っても蓄電池を使うのでなく、発電をそのまま使う方法ですが、コストがかなり下がってきたので電力会社の電気を買うより太陽光の方が安くなるからでしょう。これから倉庫や工場の屋根設置太陽光が増えてくると見られます。
あとは、RE100の話題が多く、認識がだんだんと高まっているようです。今日本でRE100に参加しているのは18社だそうです。その1社であるリコーがRE100への取り組みの話をしていました。その中で初めに述べた非化石価値取引のトラッキングに少し触れていました。詳しい話は無かったのですが、面白かったので明日アップします。
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