再エネ賦課金とは、再生可能エネルギー発電の普及促進のために、電気料金に上乗せしている料金で、国民から広く集めているお金ですね。2018年度にはそれが1kWhあたり2.90円だったものが2.95円になります。ご存じだったでしょうか?
多分、額まで詳しく知っている人は少ないと思いますが、毎月、再エネ賦課金を取られていることを知っている人は多いと思います。トレンド総研という会社が再エネ賦課金の値上がりについて調査したところ12%の人が電気料金の値上がりを知っているという結果だったそうです(「再エネ賦課金」で5月から電気代がアップ、でも「値上げを知っている人」は12%)。
私の印象では電気代の値上がりを知っている人が12%というのは、「結構多いな」という感じですが、皆さんはどうでしょうか。電気代と再エネ賦課金とは異なりますので判断が難しいですが、結果的に電気代の値上がりを知っている人が12%というのは意外に多いという感じです。また「再エネ賦課金」を知っている人は22%もいたそうです。
昔は「再エネ賦課金」なんて知らない人が殆どでしたが、最近はいろいろ話題になることが多かったため、世の中の認知度も上がってきたのでしょう。今では「悪評高い」再エネ賦課金ですが、認知度が上がること自体は歓迎です。
この記事を読むと、今年の値上がり分による負担の増加は、標準的な家庭で年間200円ほどです。それだけ聞くと大したことはありませんが、年間の負担総額は9000円ほどとなり、かなりの額です。再エネ普及のために毎年これだけ負担しているとなると、そりゃ問題になる筈です。しかし、ここにきてようやく増加に歯止めがかかった感じですが、12%の人はそこまで理解しているのでしょうか。理解していて欲しいですね。
私としては、その辺りが気になります。
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