今年は住宅用太陽光発電が卒FITを迎えるので、その買取りプランの話題で賑やかなのは分かりますが、何と、事業用太陽光発電の卒FIT買取りプランが出てきました(「卒FIT」の低圧太陽光の電力を買い取り、サニックスが新サービス)。
事業用太陽光のFIT買取り価格が年々下がり、今年は14円/kWhになり採算をとるのが難しくなっていることから、サニックスは今後の太陽光発電の施工事業が先細りすることを懸念しています。このためサニックスでFIT後に更に10年間買取りを保証し、発電事業の採算を取りやすくして市場の維持を狙うようです。ちなみに、今年の14円/kWhの発電所を契約するサニックス顧客に対しては、7円/kWhで買い取ることを保証するようです。
事業用太陽光の卒FITなんて20年も先なのに「何で今頃から」と思いましたが、市場を維持するための手段だったのですか。なるほど、そういう考え方はありますね。
しかし20年後の卒FIT後の買取り価格はいくらぐらいになっているでしょう。これからも太陽光発電のコストダウンは進み、また20年後には卒FITの太陽光も大量に市場に流れているでしょうから、かなり下がっているかもしれません。
その頃に7円/kWhというのは案外良い価格かも・・・。
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