中国で太陽光パネルの生産現場を見学した報告記事がありました(中国の太陽光パネル工場を歩く、1枚1分、世界を席巻)。
太陽光パネル製造は設備を導入するだけの「ターンキー生産(キーを回すだけで生産できること)」と言われ、最新の設備を大規模に導入した会社が有利と見られていました。そこに目を付けた中国の会社が、大資本を投入して設備を導入しました。記事では中国の最新の設備の状況が報告されています。
中国の目論見は当たり、今では世界の太陽光パネルメーカーのトップ10のうち8社を中国が占め、まさに世界を席巻している状況です。元々は日本が世界を席巻していたのですが、中国にうまくやられてしまいました。残念な現実ですね。
何とか巻き返したいところと言っても、記事にもあるように期待の新技術HITも既に基本特許期間が切れ、中国でコピーが始まっています。日本得意の技術で勝つのも難しいかと思いましたが、その後、記事に「一部の太陽光パネルは20年持たない可能性がある」という言葉があるのを見つけました。この言葉、暗に中国のパネルは20年持たない可能性があると言っているようなものですね。
いや、実は私もそういうことを感じていました。スネイルトレイルが中国のパネルで多発しているのを見て、これは何かあるかもしれないと思い、いろいろな発電所のデータをずっと追いかけ分析していたのですが、あまり変化が見られず、昨年あたりから分析はサボっていました(笑)。ただデータは追いかけていまして、なんとなく最近のデータはばらつきが多くなっているような気がしています。
また分析をしてみようかなぁ・・・。しかし、これ、結構面倒なので・・・、ちょっと覚悟して取り組まないといけないから・・・。
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