FIT制度の見直しがあり、大規模太陽光は入札制に移行しそうです。低圧はまだ買取り制度が残りそうですが、買取り価格はずいぶん下っています。それでも低圧太陽光はまだいけるという記事がありました(ポストFITをどう乗り切る? 足元の課題は過積載で解決!)。
書いているのは村沢義久という太陽光では元気のよいコンサルタントですが、この人は自分でも18円案件や14円案件に取り組んでいるのですね。村沢さんは、「この価格なら過積載で十分に対応できる」という主張しています。それでも14円だと収益は厳しくなっているようです。
過積載はパネル価格が大幅に安くなったから可能になったような手法ですが、日本のパネル価格はまだ海外に比べて高いため、もう少し下がる可能性はあります。そうすると買取り価格がもう少し下がっても事業可能ということになるのでしょうか。
今のパネル価格は50円/Wぐらいですかね。うまくすると30-40円/Wで手に入る可能性はあります。経産省の買取り価格の目標は2020年代半ばに8.5円/kWhぐらいですが、パネルコスト30円/Wで到達できますかね。もう少し他のところでのコストダウンが必要かな?
太陽光も綿密にコストダウンの工夫をして取り組む事業になってきました。
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