JPEAのまとめによると2019年第一四半期出荷量は、海外出荷量が24%減だったのに対し国内出荷量が19%増、全体で15%増だったようです(日本の太陽電池出荷量は19%増、売電用途は減少も施設向けが188%の大幅成長)。まず、国内が堅調だったというのは良いことですね。
また、売電用が減って施設向けが増えたということは、FIT売電が減って施設での自家消費が増えたということでしょう。つまり、太陽光発電も一般電源と競合して使われるようになったということだと思います。FIT買取り価格が下がり、14円/kWhと高圧受電の電気より安くなってからは、昼間に需要のある施設などで太陽光を自家消費に使う傾向が高まっているという話は聞いていましたが、それがこのように数字になって表れてきました。
今のところ下表のようにFIT売電用(発電事業)の方が自家消費(一般事業)より少し多いようですが、これはすぐに逆転しますね。
いよいよ補助によらない太陽光発電の市場ができてきました。ここまで随分長くかかりましたが、これは本当の太陽光発電の市場です。今後確実に増えてくると思いますよ。
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