天気:晴れ
本日の屋根太陽光発電量 :23.97kWh
場所:埼玉県
パネル:ソーラーフロンティア、実質4.3kW
パネル1kWあたりの発電量:5.57kWh
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IVカーブトレーサのテスト2日目。
今日もいきなり屋根の太陽光に使うのは怖いので、昨日よりは少し大きめの小パネル(50W)で試す。
このパネルは20年ほど前に作ったもので、会社がPVから撤退するときに記念にもらっておいたもの。
使わないで庭の片隅に置いてあった。
取り出してみると充填剤のEVAが少し黄変している。
電気的な特性はどうだろう。
接続して測定。
測定には30秒かかる。
やはり30秒は長い。測定中に日射が変わる。このためIVカーブも歪む。
雲が遠ざかるのを待ち、再度測定。
40W程の出力があるのを確認。IVカーブは少し歪んでいる。やはり劣化したか?
まぁ、パネル単体での試行はこれぐらいでいいだろう。
さて、いよいよ屋根太陽電池の測定。
パワコンのスイッチを切りふたを開けると-----
安全のために端子がガードされていて、測定器のクリップではつかめない。
テスターのプローブを使って、端子に接触できるように工夫。
端子をにプローブをあて、いよいよ測定。
が、
Current Over Load ピー! となって測定できない!!
この測定器は最大電流12Aまで。12Aにならないことを確認したのだが、オーバーしているのだろうか?
屋根太陽光の場合、接続ボックスを屋根裏に設置して、そこでストリングを並列接続している。
屋根裏に入って、ストリングを一つだけ取り出すというのは非常に難しい。
パワコン入力点だと2.5kW程になる。それでも日射が弱ければ、12Aにならないはずだが。
もっと弱い日射でないといけないのか?
ということで、夕方の日射が弱まる時間まで待って、また測定。
しかし、やはり Current Over Load ピー!
同じようなことをマニュアルを見ながら幾度か繰り返したが、状況は変わらず。
ちょっと原因が判らない。
マニュアルが不出来で、ほとんど参考にならないのも厄介。
とりあえず状況をメーカーに知らせて、応答を待つことにした。
はぁー、時間がかかりそう。
SECRET: 0
PASS:
ソーラーフロンティアは集電があるのでIVチェッカー泣かせですね。
メンテを考えるなら、屋根で集電せずにシリコンパネルみたいに接続箱でつなぐ方がいいかもしれませんね。住宅用なら回路も少ないですしやりやすいと思います。