第2発電所の候補に残ったサイトは少し小さめで22kW。諸経費を考えると正味の利回りは3-4% ぐらいになる恐れがある、というところまでが昨日の話でした。サイトを取り扱っている会社はエコの輪です。
エコの輪は別に太陽光発電のファンドも募集していて、その予想利回りは5.5%です(結構良い、ただし10年)。発電所を運営して 3-4% ぐらいにしかならないのなら、ファンドにした方がましということになってしまいます。
とにかく、もう少し利回りが良くならないか考えてみました。
もともとこの会社が提示している表面利回りは10.5%ですが、それには投資回収は含まれていません。単純計算で投資回収分(5%、つまり20年で100%)を減じると5.5%ということになります。値引きしてくれない限り、これより良くなりません。消費税の還付を受けると利回りが少し良くなりますが、すでにその申請時期は過ぎているので、残念ながらできません。
従って、出費を少しでも抑えなければなりません。
利回りの計算に含まれていない出費として挙げられるのは、東電との連系費用、整地費用、モニタ装置、フェンス、防草対策などです。この内、フェンス代は不要になりましたが(既にあるので)、連系費用が予想以上に大きそう(100万円以上)です。まず、これがいくらになるかを確かめなければなりません。
整地費用も20-30万円ぐらいどうしてもかかりそうです。モニタ装置は、私としては省略したくないので、できるだけ安価なものを探しますが、初期費用でやはり20-30万円、あと通信費が年に5万円ほどかかりそうです。
そうするとせめて防草対策ぐらいは自分で行うぐらいしか費用を抑えられるものはありません。まぁ、これぐらいは自分でやるとしても、やはり良くて 4% ぐらいの利回りにしかならないと考えた方がよさそうです。
また収入を減らさないために、パネルに影が入らないことを確認しておかなければなりません。エコの輪からもらった図面ではサイズが入っていいない上に、パネルの設置角度が分からないので、この辺りを確認しておく必要があるでしょう。
この程度の利回りであれば、飛びつくような物件でないので、必要な情報をエコの輪に問い合わせて、対応が悪ければ第2発電所はもうあきらめても構わないな、という気になってきました。
確認すべき事項は
- 東電との連系費用
- パネル設置角度
- 図面の縮尺、長さ
- 今後の手続きで他に発生する費用(登記費用など)
この辺りをメールで確認していこうと思います。
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