前回、太陽光発電の1日発電量を発電容量で割って1kWあたり発電量に直し、異なった発電所間で相互比較する方法を説明しました。
場所がほぼ同じであれば、これで同じ値が得られるはずですが、パネル特性のバラつきや配線状態、雲や影の状態などで微妙に異なってきます。そこで私は1か月の平均で比較してみて、雲の影響などのランダム要素の影響を少なくするようにしています。
下の図が先月のデータです。EXCELで作ってあります。
字がうまく見えないかも知れませんが、各発電所の1日の発電量を入力すると、1kWあたりの発電量が自動的に計算されるようにしてあります。また、この表の場合は自宅屋根の発電量を基本として、各発電所の発電量の比も自動的に計算するようにしてあります。
一番下の行でひと月の平均を示してあります。これを見るとメガソーラーの発電量は私の自宅屋根に対し98.9%だったことが分かります。筑波の分譲発電所とファンド発電所の比は1.010/1.024 で、これも1%程度の差となっています。1%程度であれば特性のバラつきなどからも起こり得るものなので、取りあえずどの発電所も発電状態は良好として良いと思います。
ただし、筑波の分譲発電所とファンド発電所については、非常にコンスタントに差が生じており、また私の分譲発電所はファンドの発電所に比べてパワコンから連系までの配線距離が長いことや、ホットスポットらしきものが見られていることなどの情報を別途得ているため、もう少し詳細を調べる予定にしています。
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