今年の7月に1か月間クーラーをつけっぱなしにしたらどうなるかを実験し、ブログに報告した人がいました(毎日24時間クーラーをつけっぱなしで1ヵ月過ごした結果)。
報告によりますと、電気代は2割ほどの増加で済み、室内の快適度が上がったので他の光熱費が下がり、トータルでは安く済んだようです。
エネルギーバランスからみると変な話ですが、どうもクーラーは立ち上がりの時の効率がかなり悪くて、ON/OFFを繰り返して使うとかえって電気を喰ってしまうようです。
当然、これは一つの例で、環境によってはこのように行かないかも知れません。しかし、この方の家はマンションで、普段の電気代が1万円ぐらいらしいので、かなり多くの人と共通と言える環境のように思います。
私の家などは子供たちが独立し、夫婦二人でのんびり暮らしているだけなので、普段の電気代は5千円ほど。クーラーも暑い日に1日5-6時間ほどつけているだけなので、つけっぱなしにした時にこの方のようにうまく行くかどうかわかりません。ただ、電気代節約のためにクーラーを細めに切らなくても良いのだろうなということは良く分かりました。
太陽光発電を導入した家は電力モニターをつけているので節電意識が大幅に向上すると言われています。その結果、クーラーを細めに切っている家も多いのではないでしょうか。つけっぱなしは確かに少し電気代が増えてはいますが、頻繁にクーラーを切るかどうかは少し考え直しても良いかもしれません。
ただ、太陽光発電の場合、多くの方はFITを利用しているので、売りと買いの電気代に大きな差がありますから、話が複雑になりますが・・・。
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