相変わらずモジュール価格は下がり続けているようですが、少し下がり方が鈍くなっているようにも思います。下のグラフは大口契約の場合のモジュール価格動向ですが、ドルベースなので為替レートを考えるとむしろ高くなっているのかもしれません。
この価格だと250Wのパネルが16,000-17,000円というところでしょうか。この価格であのパネルを作るのはかなり大変な気がします。しかし、例えばバッテリーなどを使って安定した電力を太陽光で提供しようとすると、まだまだコストダウンしないと他の電力とコスト競争できません。
モジュールコストももう一段下げる必要があるのでしょうが、どうも最近のパネル(特にあの国の輸入パネル)はコストダウンのせいか信頼性が落ちているのではという気がします。スネイルトレイルなどかつてはこんなに無かったと思うのですが・・・。基板の品質を落とすと確実に基板は割れやすくなります。基板の品質が下がっているのかなぁ。
太陽電池のコストダウンのためには、もう一層効率向上に取り組まないといけないということでしょうか。HITやPERCなど最近の技術動向を見ていると、まだ効率向上が期待できるような気がします。そこで日本の技術力が活かされると良いのですが。
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