コンセントなしでも遠隔監視カメラを動作させる

(カテゴリ: 侵入連絡カメラ)

建設中の発電所の監視をするために急作りでスマホで監視カメラをつけた

前は申請してから3ヶ月くらいで接続工事の連絡があったのだが、今回は東京電力は相変わらずしばらく接続工事をしてくれなさそう。

今回のところは規模が小さくて臨時の電気の引き込みも面倒だったので、電気が来てなくて使えるコンセントもない状況なのだが、まだしばらく監視しておくために小さい太陽電池を取り付けてそれでしばらく監視させることにした。

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発電所稼動後も別電源にしておけば最悪停電したとしても独立して動作するし、ないとは思うが、電線を切られたとしても監視カメラは止まらないというメリットがある。

今までパネルを斜めに取り付けるのに金具を無理やり曲げて取り付け金具を作成していたのだが、ホームセンターで下記のような金具を見つけたので今回これを使って見る。自在に折れ曲がる金具の中にボルトが両端に付いている。

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寸切りネジを適当な長さにカットして使用。

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ボルトの長さだけで角度が自由に調節できて角度設定がかなり簡単。角度は冬場の発電量を優先して45度くらいに起こして取り付けしている。バネルの上側はインシュロックタイでポールに直接固定。

パネルは、遠隔監視カメラとしてスマホを使えば消費電流は非常に少ないので、秋月電子で1,350円で販売されている5Wのソーラーパネルで十分足りる。使ったのは下記のパネル。

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逆流防止ダイオードも付いていて便利。発電量を最適にバッテリーに充電するためにはMPPT制御ができるバッテリー充電モジュールとかをつけるべきなのだろうが、バッテリーに直接つなぐだけでもそこそこの効率で充電される。実際、バッテリーは全然フル充電ではないものを取り付けて使っているのだが、取り付けてしばらく電圧を調べてみたら、日に日に電圧が上がって行っているので、電力的には余っているくらいだろう。

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左から右へ日に日に電圧が上がっていっているのがわかる。

そもそも充電しなくても半月くらいは動作するので、雨の日がしばらく続いたとしても問題なく使えるのではないかと。

ちなみに監視用のカメラのこれまでの経緯はこんな感じ。

自動撮影カメラ
手配線はやめて基板加工機を使うことにした。(侵入連絡カメラ製作1)
基板の設計(侵入連絡カメラ製作2)
基板レイアウトの最終確認(侵入連絡カメラ製作3)
基板加工完了(侵入連絡カメラ製作4)
ハードウェアの作成完了(侵入連絡カメラ製作5)
焦電センサの動作とWifi接続の確認(侵入連絡カメラ製作6)
感知リミッター(侵入連絡カメラ製作7)
Hangout問題(侵入連絡カメラ製作8)
遠隔監視で侵入者対策。

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