SMAパワコン

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無題

今度設置する太陽光発電設備に使うパワコンについて、どのメーカーのものを使用するか迷っています。というのも現在使用している田淵の三相パワコン、現在のところ私の発電所では故障はないのですが、冷却ファンに故障が多いとの報告が多数聴かれます。また、音がうるさく近くに住宅がある場合は騒音に対する配慮をする必要があります。実際私も、職場の施設にパワコンを設置したところ、近所の住民の方から苦情をいただきパワコンの場所を移動した事がありました。そこで今検討しているのが、SMAの三相9.9kWのパワコンです。メリットとしては、

・入力電圧も600V以下と高く入力回路も6回路あり、過積載がしやすい。

・ファンレス構造で、故障が少なく、騒音も低い。

・メーカー保障が5年、 オプションで20年設定できる。

など

逆にデメリットとしては

・トランスレス方式の三相パワコンなので、別に絶縁トランスを設置する必要がある。(電力会社に要確認)

・海外メーカーなので、まだまたあまり使われていない。また説明書等がわかりにくい。(個人的な理由です)

とくにトランスレス方式で、三相パワコンなので、絶縁トランスが必要な場合は、費用が別に30万円程度かかり、また変換効率もさがるとのこと。これは中部電力に確認してみました。

 中部電力からの回答
大変、お世話になっております。
題記について、お送りいただいたパワコンについて、
本店で検討した結果、絶縁トランスの設置が必要との回答を受けました。
つきましては、絶縁トランスの設置を検討いただき、お申込みの際の、単線結線図に
記入いただきますようお願いもうしあげます。
なお、技術的な説明がうまくお伝えできないので(勉強不足で、申し訳ありません)
本店の回答内容をそのまま引用し、ご説明とさせていただきます。
【決定事項】当該機器は、従来のS(V)相接地の3相太陽光PCSと同様に、直流側に商用電圧が重畳し
       直流回路内の対地静電容量により漏洩電流が生じることから、絶縁変圧器の設置等による対策が必要である。
【考え方】・非接地方式であっても、発電設備の筐体接地により太陽光パネルと対地間の浮遊容量に交流電圧が発生する。
      ・3相4線式配電系統の電圧線にPCSを接続した場合、この浮遊容量に交流電圧が印加されることにより漏洩電流が発生する。
      ・系統連系規定には、「直流側に商用電圧が重畳することで直流回路内の対地静電容量により漏洩電流が生じ、この漏洩電流によって保安上問題があること」から、その防止を目的として系統の接地方式と適合させることとしており、非接地方式であってもこの目的に合致していない。
      以上の理由から従来通り絶縁変圧器の設置等による対策「要」と判断した
との回答でした。絶縁トランス必要とのことです。以前、頑固職人さんも、関西電力管内では絶縁トランスが必要との記事をブロクに書いてありましたが、中部電力管内でも同じ回答のようです。

 

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