使えない院卒 ビジネスであっさり挫折 2012年11月3日 (カテゴリ: ▲環境ビジネス放浪記【自己紹介】) ツイート 【ブラック企業で営業開始!】 2月半ばに修士論文を提出し、卒業式まで何をしようかと 思っていた矢先、就職先から連絡が来ました。 「入社前研修があるので明日から毎日来てください」 えっ?何言ってるんだこの人は。入社は一ヶ月以上も先なのに。 鴟夷子皮「明日からって急に言われても色々予定がありますし・・・」 人事の人「用事がある日は申請すれば休めるのでとにかく明日から来てください」 まだ何も知らなかった私は強引に押し切られ、 名ばかりの研修期間がスタートしました。 この会社は大学や専門学校向けの教材を売っていたので 新学期が始まる直前は新卒の手も借りたいくらい忙しかったのです。 【隣の芝生が青すぎてまぶしすぎる】 全てから開放された友人たちが遊んでいる中、 FAXで来る注文をひたすらさばく毎日。 結局、研修らしい研修もないまま3,4月の繁忙期を終えます。 すると上司から告げられました。 「明日、営業研修ね。客役の俺に教材売りこんでもらうので練習してみて」 えっ?いきなり?バイトで家庭教師のクロージング営業やったことはあるから 経験がないわけではないけど、ロープレもなしでいきなりとは・・・。 翌日、付け焼刃の商品知識で客に扮した上司に売り込みをしますが 案の定うまくこなすことができません。 上司「大学院でなに習って来たんだよ。最初から最後まで全てダメ。 まぁこれから頑張れ。 よし、これで研修終了。 ネットで検索して教材を買ってくれそうな 大学の先生にアポとって連休明けから売り込んできて。 飛行機の予約も忘れずに。 これからは1⃣週間毎に出張して、アポどりしてを繰り返すパターンを 大学の開講期間中はずっと続けてもらうから」 はぁぁぁぁ?(@@; いきなり出張?しかも乗ったこともない飛行機で? 研修なんかほぼやってないし会ったこともない人に いきなり連絡してアポなんて取れるのか? 難しいとは思いましたがとりあえずやって見ることに。 朝から晩までひたすら電話番号を調べては電話をかけまくります。 何とか1週間の予定を埋めて出張に出ますが・・・もちろん買ってもらえません。 全く売れない状況が続く中、同期の友人たちと電話をすると 「研修で覚えることが多すぎて大変」 「1回百万かかる実験ばかりやってて感覚が麻痺してきた」 「残業ばかりで金使う隙がない。貯金の残高がどんどん増える」 やはり上場企業は待遇がいいんですよね。 好んで選んだ険しい道なのに心が折れかけます。 「こんな生産性のない毎日を送っていたらもったいない」 辞め用途思っている、と先輩に告げたのはまだ8月でした。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 太陽王子について 50kW太陽光発電所のブログになる前は、 このブログは新エネルギーについて考えるブログでした。 でも強大な権力を持った学者や政治家、社長な 記事を読む 単純な成功の法則 【負け犬寸前からの逆襲】 相談はしたもののたった4ヶ月で辞めてしまうことには さすがに抵抗はありました。仲の良い先輩なら 止めてくれるものだ 記事を読む 環境ビジネスに見返りを求める 【人の役に立ち十分な見返りを得る環境ビジネス】 私は幼い頃から自然が大好きだった・・・わけではありません。 今も住んでいるところは庭まで蛍が 記事を読む 環境ビジネスで失敗した人々 【健康食品を売りながら生ごみ処理機を売る】 入社した会社が二ヶ月で休眠しましたが、 私が職を失うことはありませんでした。 社長が別の会社も経 記事を読む 社会的地位より現金がいい 【日本のエネルギーをサハラ砂漠で作る】 中学生になり空襲の夢を見る事はなくなりましたが 太陽光発電の事はいつも考えていました。 と言っても厳 記事を読む 環境ビジネス開始・・・二ヶ月で会社休眠 【環境も新エネも似たようなものだろう】 私が作った事業計画は非常に稚拙なものでしたが プレゼンでは自分の想いを必死に伝えました。 先日、改め 記事を読む 生ごみ処理機とトリュフを売る 最近、ブログを通じて初めてお会いする方に 私のバックグランドをよく聞かれるので 自己紹介編を少しづつ書き足していきます。 【生ごみ処理機と 記事を読む BCリーグを見に行こう プロ野球リーグを作ったサラリーマン 太陽光発電ムラ仲間のNさんから珍しく夜に電話がありました 「今すぐ踊るさんま御殿を見て下 記事を読む 今日から環境コンサルタントになれ!  ▼いきなり部門長に 新卒から3年目を迎えた7月。 鶴の一声ならぬ会長の一声で、 グループ内の商社に転籍になりました。 新設の環境事業部で 記事を読む 事業計画の種類 【お花畑思想から現実に目覚める】 事業計画の本を読んでみるたものの具体的に何をしたらいいか全くわかりません。 それもそのはず。読む本を間違っ 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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