社会的地位より現金がいい

(カテゴリ: ▲環境ビジネス放浪記【自己紹介】)
【日本のエネルギーをサハラ砂漠で作る】 中学生になり空襲の夢を見る事はなくなりましたが 太陽光発電の事はいつも考えていました。 と言っても厳しい野球部に入ったので あまり勉強もせずボールを追いかける毎日でしたが(^^; そんな中、たまたま読んだ本で夢の計画の存在を知ります。 サハラ砂漠に太陽光発電のパネルを並べる          ↓ 発生した電気を利用して水の電気分解を行い水素を製造          ↓ 製造した水素をタンカーで日本に運び、水素を燃やして発電          ↓ 尽きることのないエネルギーを日本で使うだけでなく世界にエネルギーを輸出 この「サンシャイン計画」は通産省(今の経済産業省)によって オイルショック後に策定され、その後のムーンライト計画とともに 太陽光発電技術の発展に寄与しましたがその後の原油安もあり 太陽光発電自体はさほど普及しませんでした。 しかし、いつかこの技術が脚光を浴びると確信していた私は 迷わず地方国立大学の材料系学科に進学。 志がある割にあまり勉強しなかったのは 部活を口実に逃げていたのもありましたが 太陽光発電の普及を妨げている原因が 技術的な問題ではないことに気づきはじめていたせいかもしれません。 【ジャンケンを避け水素を金属に貯めて絶対零度に挑戦】 大学生時代はさほど勉強はしませんでしたが やはり太陽光発電の事だけは常に情報収集をしていました。 私が所属していた学科では四年生で研究室に配属され 卒業論文に向け研究を始めます。 4年生になるのを楽しみにしながら毎日勉強に ・・・勤しまず酒ばかり飲んでいました(笑) 私が勉強をしなくても周りが更に勉強しなかったのもあり 成績は上位の方でした。元々理数系は好きだったので 特に苦労もせず3年生が終わり、ついに研究室配属を決める日を迎えます。 卒業論文の研究テーマは配属される研究室の教授の専門によって ある程度テーマ決まり、就職もそのテーマに沿ったところとなりがちであるため この研究室配属は非常に重要な意味を持ちます。 当然、太陽光発電の研究室を希望しようとしましたが 希望者が非常に多く、定員以上に希望者がいた際は ジャンケンで決めると言われ愕然とします。 ・・・・成績関係ないんかぃ!(´ε(○=(゚∀゚ ) 負ければ人気のない量子計算などの理論系の研究室に回され 太陽光発電とは無縁の研究生活を送らなければなりません。 「10歳の頃から11年間決めていた道をジャンケンに委ねるわけにはいかない」 イライラしながらもあまり人気のなかった第二希望の水素系の研究室に入りました。 研究テーマは自分で考えるか、予め教授が用意していたものから選びます。 希望したのはテーマは水素吸蔵合金。 水素ガスを水素ボンベのように出し入れできる合金です。 これが実用化されると大量の水素を安全に運ぶことができます。 研究は東京大学の物性研究所との共同研究をさせてもらいました。 これがまた退屈で退屈で・・・(苦笑) 私が後にビジネスマンになったのはこの時の苦痛があったせいでしょう。 敷地内にある宿泊所に滞在し、たいてい数週間お世話になるのですが 2日間かけて絶対零度付近まで温度を下げ、 金属にパルスの電流を入れて温度変化を見たあとに 1日かけて常温に戻すのを繰り返す毎日。 さらに当時の物性研は六本木にあり食事のために外に出ると 露出の高い服を着た超ナイスバディのお姉ちゃんが 金持ちそうな中年男性と腕を組んで歩いています。 社会的地位は高くても所得はさほど高くない研究者より その中年男性のようになりたいと思ってしまう私には やはり研究者は向いていなかった・・・(´Д`) その後、大学院に進学し当時流行り始めていた燃料電池関連の 研究もしましたが、やはり研究者に魅力を感じません。 一攫千金を狙う私は、就職先に上場を目指していた教材の会社を選びます。 自己啓発本を読んだ際に将来社長になるには営業がいいと 書いてあったのを素直に信じた次第です。 今思うとこれがいい経験になりました。
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