原発問題に今、我々が出来る事とは? 責任ある原子力発電所運営 オルキルオト原子力発電所とオンカロ 2013年3月18日 (カテゴリ: ▲脱原発?反原発?) ツイート フィンランドの原子力発電についてバンキシャで特集がやっていました。同地における原子力発電は非常に席になる形で運営されていると聞いていたので、以前から気になっていました。 ▼情報公開で反対運動を乗り切る! やはり誘致にはかなりのお金を落としたり、住民の反対運動が起こるところは日本と同様ですが、決定までのプロセスが全く違います。 反対運動が起こったときは適当にあしらってじっと待つ日本と違い、フィンランドでは科学者がしっかりと説明会をしたりとリスクとリターンの判断がなるべく出来るような状況が作られていました。 情報を公開していけばそれだけウソを付くことは難しくなります。オルキルオト原子力発電所3号機も調べてみたところ、予算超過で試運転期限が何度か延期されているようです。日本では原子力発電が予算上の問題で止まったなんて聞いたことがありません。 この特番では100年分核廃棄物を保管できる貯蔵施設が紹介されていました。既にイッパイになっている日本とは比べ物にならないしっかりとした計画です。 フィンランドの原子力発電所は現在たったの3基。日本は56基。日本が100年分の貯蔵施設を建設した時にいくら費用がかかるのか。本当にそれが安価な発電方法といえるのか。補償問題すら進んでいない今日で、原発がなければ経済が成り立たないは説得力に欠けますよね。 ▼まずは情報公開を 日本に原発が必要か否か。私は必要と断言できるほどその恩恵を感じませんし、否定するほどデータを持っているわけではありません。むしろあれだけ情報を隠蔽している中、誰が正確に判断出来るだけの材料を持っているのでしょうか。 福島第一原発のメルトダウンから約2年が経過しましたが、未だに東京電力は完全な情報開示をしていません。アベノミクスと参議院選の動向ばかりが報道されていますが、またメディアは無視するといった形で原発推進に協力するのでしょうか。 メディアの無関心は我々視聴者のせいでもあります。あの震災から2年が過ぎ、停電で暗くなった部屋の中でひたすらラジオから流れる原発の動向に怯えた日々を忘れてはいけません。 原発を今すぐ廃止する、しないの問題の前にしっかりした情報開示を求めることが、日本の未来にとって今すぐ必要なことだとおもいますし、時期の参議院選挙でも争点になるべき事の一つです。 何をすれば一番効果的でしょうか。ご意見、アイデアある方ぜひ教えて下さい。よろしくお願いします。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 人類存亡の危機と伝えられる福島第一原発 福島第一原発について驚きのニュースが入ってきました。 以下、枝廣淳子さんの環境メールニュースより転載です。 バラトンメンバーから、「も 記事を読む うんこと味噌を混ぜるな!原発か太陽光かの2択なんてありえない 今日の東京駅は大混乱。 三陸沖で起きた地震の影響で新幹線が止まり戸惑う人々の群れ。 3.11を思い出しました。喉元過ぎれば熱さも忘れるもの 記事を読む 東京電力元社員 木村俊雄さんによる告発動画 東京電力福島第一原発の元作業員である木村俊雄さんによる告発。 http://www.youtube.com/watch?feature 記事を読む 電力会社の赤字は原油価格の高騰のせいではない  国内電力10社の2012年度決算は 沖縄電力、北陸電力を除く8社が赤字だそうです。 赤字の総額は1.6兆円。 報道によると原発停止によ 記事を読む 2016年に東京電力が発送電分離? 日経新聞によると東京電力がついに 発送電分離に乗り出すそうです。 発電部門を子会社化するだけなので、 これを発送電分離と呼ぶことには抵 記事を読む 民意が止めた原子力発電再稼働 NHKニュースによると関西電力大飯原子力発電所の 3号機と4号機の安全性を巡る裁判で福井地方裁判所が 住民側の訴えを認め、関西電力に対し 記事を読む 再生可能エネルギーの普及により国富の流出が減少しているようです (出典:自然エネルギー財団HPより https://goo.gl/VX373C) 再生可能エネルギーの普及により国富の流出が 減少している 記事を読む 本当は安定的な電力供給源になれる太陽光発電 未だに原発が安いと言うメディアが多いですね。 確かに太陽光発電だけが推進されれば電力の供給状態が ある程度不安定にはなることは否めません 記事を読む 太陽光発電の価格優位性が原発メーカーによって証明されました 日経BPによると東芝がドイツで太陽光発電による 電力の小売り事業に参入するそうです。 FITを利用するのではなく、 東芝側が屋根を借り 記事を読む 汚染水に対する日本政府の対応をNatureが批判 日本政府は世界に助力を要請するべき Natureといえば日本でも有名な科学雑誌ですが そのNatureが日本政府に対し痛烈な批判記事を 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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