第二世代太陽電池が飛躍的発展中 2013年5月4日 (カテゴリ: ●なぜいま太陽光発電か) ツイート 昨日は茨城に行ったついでに、つくばまで足を伸ばして 高校の同級生である親友Fに会いに行きました。 偶然にも彼は現在、経済産業省の外郭団体である 産総研(産業技術総合研究所)で色素増感太陽光発電の 研究をしています。 私もたまたま産総研には共同研究で昨年7月まで お世話になっていましたが、やはり世界の最先端の 技術や情報が集まってくるため話をしているだけでも 非常に楽しい所なんですよね。 そんな彼が所属する研究グループは 色素増感太陽電池で昨年まで日本記録となる 10.7%の発電効率を記録していたのですが 今は11.1%まで伸ばしたそうです。 しかしながら現在の国内最高値は11.9%。 上には上がいるものですね。 もちろん寿命等は考慮していないセルの結果ですが 実現すれば安価でカラフルな太陽電池が街中に 見られるようになることでしょう。 また、「塗る太陽電池」として期待されている 有機薄膜太陽電池も10%を超え、長寿命化の 試験なども盛んに行われるようになってきたそうです。 まだまだハードルは多々ありますが 実現すれば生産コストがかなり押さえられるので 太陽電池の価格が現在の1/10程度まで 下がるとも言われている技術です。 早く実現できるといいですね。 出来ることならこの日本で。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 なぜ太陽光発電バブルなのか 国債の金利と太陽光発電の収益率の関係 現在の日本の太陽光発電における電力買取価格はFIT(電力の固定価格買い取り制度)が導入されていたイタリアを参考にしています。イタリアと同じく 記事を読む 実は高い原発 11万3660円/kWh、太陽光は32円/kWh (写真出典:http://creativecommons.jp/) 原発による発電コストを計算してみました。 すると11万3660円 記事を読む 太陽光発電で日本の未来を買う 太陽光発電投資熱が加熱する中、次年度における買取価格が 気になる時期にもなってきました。 今の議論のように単純に自然エネルギーへの依存 記事を読む 株価の乱高下と太陽光発電と心の安定 50kW太陽光発電所の投資がいいのは 相場に左右されないこと。 なるべく融資を多く受けて利回りが低くても 安定した利益を出せる投資を行えば 記事を読む 日本の石油とガスと原発の不安定な未来 東日本大震災による福島第一原発事故が起きて以来、日本の原子力発電所はほぼ全てが停止した状態にあります。2011年度の電力会社10社の燃料消費 記事を読む クウェートのメガソーラー計画 太陽光発電シミュレーション研修1日目。 イギリス、インド、オランダ、メキシコ、 クウェート、サウジアラビア、フランス、 そして日本から私と 記事を読む 50kW太陽小発電所投資のプレイヤーを増やす 50kW太陽光発電所について相談してくる方は、 大抵がマンションなどの不動産投資をしています。 安易に稼ごうとせずしっかりと勉強して 負う 記事を読む 今の30代が子どもたちに残せるもの 500億円借金して太陽光発電所を作る 私の次男です。もうすぐ3歳。 日々成長していく姿が生意気でもありますが 可愛くて仕方がありません。 恐らく私の両親も約30年前、 同じよう 記事を読む 気候変動と通貨安競争 現代と戦国時代を比較する 日本の円安進行は一段落した感もありますが 世界の通貨安競争はまだまだ続きそうですね。 気候変動による被害も拡大しているように 見受けられる 記事を読む 世界の人、この自然にとってあらゆるいきものにとって大事なことを考える どんな仕事をしていようと どういう身分であろうと 悟ることが出来るのだ いつも次のことを考えなさい いま 自分は何をしているのか 自分のして 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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