50kW太陽光発電所地盤調査 簡易貫入試験 2013年8月1日 (カテゴリ: ▲太陽光発電で儲ける!) ツイート 50kW太陽光発電所を設置する場所の地盤が 気になる方も多いと思います。 太陽光発電所は建築物に当たらないので、 地盤調査も必須ではないのですが、自分が設置する 太陽光発電所の地盤が緩くないかどうかは お金を出すがわからしたら非常に心配ですよね。 一般に、地盤調査をする目的は支持層と呼ばれる その建物を支えることの出来る強い地盤を探すためです。 地質の専門家に言わせると、太陽光発電所は重さが 小屋レベルなので、沼にでも建てない限り大丈夫だろうと 言うのですが、野立ての発電所は歴史が浅いので 本当にどこでも20年以上大丈夫なのかは 誰にもわかりません。 しかし、地盤調査を本格的にやるとコストがかかりますし 5mも10mも杭を打ったり基礎をつくるようなことは まず太陽光発電ではありません。 そこで私が取り入れているのがこちらの簡易貫入試験です。 棒に鉄アレイのようなものが乗っていますね。 この鉄アレイのようなものはハンマーと呼ばれ、 中に穴が空いています。 また、ハンマーの下には棒と繋がれた受け皿があり、 ハンマーが一定の高さから落とされた時の衝撃を 棒に伝えます。 棒の先端は尖った治具がついていて、ハンマーの衝撃により 棒が地面に刺さっていくようになっています。 もちろん地面が硬ければ硬いほど、棒がある深さに達するまでに ハンマーを落とす回数が増えていきます。 これにより一定のN値(地盤の強度を表す数値)の目安を 得ることができます。 前述のとおり、必須な試験ではありませんがお客様が 安心して導入できるように、私が調査をする場合は自主的に こちらの試験を行なっています。 将来、転売市場ができた時に、資産価値を高めてくれる 可能性もありますので。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 50kW太陽光発電所と地盤の条件 50kW太陽光発電所の設置する際に無視されがちなのが地盤です。 それなりの広さがあって価格が安い土地でも地盤が緩いと年々、太陽光パネルが沈 記事を読む 太陽光発電所のメンテナンス時の注意 はパネル表面にあてるだけで、パネルバスバーの発電電流を感知する メンテナンス道具「ソラメンテ」であった実際の話。メーカーのアイテスさん 記事を読む 50kW低圧太陽光発電所のパネル点検キットが届きました 太陽光パネルのアレイテスターが届きました。 ジュラルミンのケースに入ってカッコイイです。 ただのテスターのように見えますが100万円近くし 記事を読む 太陽光発電関連メーカーを探しに中国に行く方へ これからの太陽光発電を確実に進めるためには、中国メーカーをより深く必要があると思います。まだ中国に言ったことのない方の参考になれば幸いです 記事を読む 電力会社からの要請をそのまま受けるだけだと損をする SVRの位置 自宅の近所まで国道が伸びて来る日が迫るに連れて、その周辺が急に整備され始めました。恐らく工場を誘致するのでしょう。負荷変動に備えてかSVR 記事を読む 50kW低圧ソーラーシェアリングの賃料交渉の方法 【お知らせ】 第1回および第2回の太陽光発電ムラセミナーを 有料配信してほしいとのご要望を頂いていたのですが ようやく準備が出来ました 記事を読む 地籍図から土地の位置を確認する方法 200MW分ほどあった申請業務が一段落し ご依頼いただいていた福島県の案件の調査に ようやく行けることになり準備をしていました。 場所 記事を読む 太陽光発電所の雪対策1 パネル選定 先日は太陽光発電所予定地の現地調査のため長野へ。 32円の申込期限となる1月はほとんど日本にいないので今しかできません。申請代行や発電所 記事を読む 太陽光発電の次年度買取価格は24円/kWhになりそうです 太陽光発電所の分譲販売はそろそろ 終焉を迎えそうです。 経済産業省のHPに平成28年度調達価格及び 調達期間についての委員長案が掲載され 記事を読む 頑固職人&太陽光発電ムラオリジナル分譲アテルイの里のパネル設置が始まりました アテルイの里のパネル設置工事が始まりました。 お天気にも恵まれ順調に工事が進んでいます。 11月半ばの連系が危ぶまれた時期もありましたが 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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