福島第一原発事故の薄れゆく記憶 2012年12月26日 (カテゴリ: ▲元気があれば太陽光発電も出来る!PR作戦) ツイート 仕事で福島に来ています。 あの震災は何だったのかというくらいに 街には普通の生活が戻っていました。 どれくらい普通だったかといえば 福島駅を発つときになってようやく 「そういえば福島で地震があったなぁ」 と思いだしたくらいです。 東日本大震災は多くの人が亡くなった大きな天災です。 でも地震は避けられませんが、津波は古来からの 危険地域情報を伝えきれてなかったという意味で 半分は人災かもしれません。 そして原発事故は間違い無く人災です。 政府、電力会社だけでなく我々一般市民にも 十分責任があります。 何となく使っている電力の恩恵だけを受け 影の部分に目を瞑り続けていた罪は自覚するべきです。 個人差はあるでしょうが、誰でも震災の記憶は 少しづつ薄れていることでしょう。 避難を強いられ故郷を負われた人々の映像や 福島第一原発の放射性物質拡散に怯えた日々の記憶も 忘れつつ有るのではないでしょうか。 辛い記憶をいつまでも引きずる必要は決してありません。 しかしあの事故の教訓だけは忘れてはいけません。 原発が悪い、太陽光がいいと単純な判断はできませんが 自分が使っている電力がどこからきているのか、 どのようなメリットとデメリットがあるのか 市民全体が知る必要があるとは言いませんが、 専門家だけではなく知識階級はある程度の情報を把握し、 警鐘を鳴らし続ける必要があると思います。 技術者とビジネスマンの両方の特性を持った私は ただの中途半端な人間で有ることは確かですが、 そんな私にしか出来ない仕事はなるべく多くの人が わかりやすい情報を拡散し続けることだと思っています。 日本のあるべき未来のエネルギー供給の姿を追い求めて このブログで少しづつ情報を発信し続けていくことを改めて誓います。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 本当はすぐに解消できる日本の電力需給ギャップ PV JAPANに行ってきました。真新しいものがないという意見も多かったですが、技術はあっても法改正が追いついていない眠っていた技術がよう 記事を読む ケニアでスマートグリッドの芽が出たかもしれません 日本のように電力網が整い、コンセントをさせば電力を使えるのが当たり前の国で太陽光発電を推進するのは初期導入コスト面で非常に不利になります。 記事を読む 太陽光発電ムラのロゴを作りました&海外進出 太陽光発電ムラのロゴを作りました。 ロゴには意味をもたせたほうがいいという FPPVさんの意見を頂きつつ、 イメージだけ伝えてデザインはほ 記事を読む 福島復興再生可能エネルギーフェア2016に行ってきました2 福島復興再生可能エネルギーフェア2016に行ってきました1 の続きです。 https://goo.gl/KJp6GI 会場でもがみ自然エ 記事を読む 太陽光発電所の竣工記念講演をさせて頂きました 今日は山形県新庄市でもがみ自然エネルギー株式会社様の 飛田太陽光発電所竣工記念講演会でお話させて頂きました。 まずは飛田太陽光発電所 記事を読む 看板を作ってくださる業者さんを探しています 太陽光発電所を作った際に、発電ムラのロゴ入りで 看板を設置したいという要望を頂くことが増えてきました。 せっかく地球のためにとリスク 記事を読む ソーラーシェアリングを新潟で 新潟市はダメでしたが・・・ 50kW太陽光発電所を爆発的に広めるには ソーラーシェアリングが一番だと思い 新潟市の農業委員会に行って来ました。 HPを見た際に ”(1 記事を読む 太陽光発電の電力から石油が作れるようになる時代が到来? 水と炭酸ガス(二酸化炭素)から石油を作ることに成功したとのニュースが飛び込んできました。以下、朝日放送のHPより引用です。 http:// 記事を読む 銀行での正しいお金の借り方 今日はお金まの話。 逃げてはいけないと思いつつ、伝統的な観念のせいか 日本人は逃げてしまいがちです。 このブログを書く前は私もずっとお金か 記事を読む たこ釣りしげる会に参加してきました2 たこ釣りしげる会に参加してきました1 の続きです。 http://goo.gl/8uHZw2 タコは海底にいるので仕掛けを海底に沈めて海 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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