10MW超え発電所のアキレス腱 鉄塔建設費用の節約術 2013年2月28日 (カテゴリ: ▲太陽光発電で儲ける!) ツイート 42円申請ラッシュが継続となったおかげで 再び出張ラッシュが続いています。 昨日の北海道行きも一本飛行機に乗り遅れたおかげで 羽田空港を初めて堪能出来ました。 北海道の滞在時間は4時間未満・・・(涙) でもいつも羽田空港ではギリギリに到着して 2Fで乗るだけでしたが、3Fに上がって 食事をしてみると感性を刺激されるようなポイントが たくさんあって得した気分でした。 ちょうどランチの時間帯だったのでケバブプレートを頂きました。 ご飯と肉とヨーグルトを混ぜるのには抵抗がありましたが お店の人の言うとおり、しっかり混ぜて食べたら とても美味しかったです。 あの腕の毛だけ剃ってくれるか隠してくれると もっと素直に美味しく食べれるのですが・・・。 ▼鉄塔とメガソーラー メガソーラーも10MWを超えてくると 自前で変電所を作って特別高圧連系をしても 採算性が出てきます。 しかし、10MWをやるとなると15~20万平米の土地が 必要となりますし、そんな土地が農地でも林地でもなく さらに送電鉄塔が通っているなんてことはめったにありません。 鉄塔の建設費用はサイズにもよりますが5千万~1億円。 30億円前後が動く10MW太陽光発電所だとしても かなり痛い出費になります。 これを回避するには2つの方法があります。 ▼高圧送電の選択肢は一つではない 日本で勧められるがままに鉄塔を買うとかなり高くつくので 海外製の鉄塔を検討する事が必要です。 アジア圏の鉄鋼会社に相談すれば喜んで紹介してくれます。 たとえ信頼性に不安があるからと日本製を選ぶにしても 強豪相手以外がいたほうが価格が下がるのは当然ですよね。 また、10MW未満であれば22kVの電線を使えば 電柱で送電することも可能です。 風力発電は大抵、この方法を使って数キロメートルの 送電線を使っています。 10の倍数を微妙に割るくらいの発電所であれば 50kW産業用太陽光発電所のようにあえて分割して 申請するのもありです。 ここまで書いておいて思うのですが、 この記事って何人の人に役立つのでしょうね。 いつか誰かしらの役にたってくれる事を祈ります。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 50kW低圧ソーラーシェアリングの設計 今日は新潟から日帰りで和歌山まで行って来ました。 低圧の複数基連系をしようとしている方が 急いで連系申請をしないとすでに買ってしまっ 記事を読む 第15回太陽光発電懇親会「しげる会」&施工体験会&分譲見学会のお知らせ (写真は仙台しげる会のものです) 最近になって太陽光発電を始めたいという方から 「情報収集をしたいのでどうすればいいですか」という 記事を読む 太陽光パネルの劣化を防ごう 表面コーティングの研修に行ってきました1 太陽光パネルは毎年1%程度劣化していくと 言われていますが、劣化の要因のほとんどが ガラス表面からセルまでの光透過率の減少と言われていま 記事を読む 1月7日 太陽光発電ムラセミナー&新年会@東京のお知らせ 1月7日に太陽光発電ムラの資金調達&リスク回避のセミナー @新年会を行います。内容は以下のとおり。 お申込み、お問わせはこちらのフォー 記事を読む 本当にあった第一種農地転用の話 今日は福島県の某所でメガソーラーの打ち合わせでした。 農転の手続きのために行ったのですが、現場に到着すると 非常に広大な農地が広がっています 記事を読む メガソーラーの発電容量の権利確保のタイミング 21万円払って検討しても保証はされません ここ1週間、メガソーラーの企画の相談を受けていたら 3回も勘違いがあったので念のためお話して 記事を読む 電線とメガソーラー 今日は以前予告した電線についての話 安くて日当りの良い広い土地が見つかってもまだ喜べません。 太陽光発電で作った電気を自分で使うならそれでい 記事を読む 50kW太陽光発電所の力率一定運転時の設備容量 力率制限と設備容量 50kW太陽光発電所の分譲レイアウトをさせていただいた 業者さんからご連絡を頂きました。 電力会社から力率一定運転を 記事を読む 27円時代対策 自分で作れる太陽光発電所セット始めました 「27円になって太陽光もこれまでですよね?」 そんな声をよく聞くようになってきました。確かに高い地代で無理やり太陽光発電所を作 記事を読む 太陽光発電所投資をスリランカで検討してみます5 太陽光発電所投資をスリランカで検討してみます1 https://goo.gl/GozQKQ 太陽光発電所投資をスリランカで検討してみま 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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