太陽光発電所の分譲案件が各地で出てきています。
これからお金が借りやすくなってくるので、
この動きはさらに加速されていくことでしょう。
そこで気になるのが想定利回り。
どこのサイトにも気軽に想定利回りが書いてあり、
その数値を単純に比較して投資を検討される方が
けっこういらっしゃいます。
そこでご注意いただきたいのがシミュレーションソフト
太陽光発電シミュレーションソフトは
無料のものからメーカーが販売店につけてくれるものまで
沢山の種類があります。
各社とも違ったシミュレーションソフトを使いますし
劣化率の計算などパラメータをいじることもできるので
想定利回りを良くしようと思えばいくらでもよく出来ます。
そこで真面目な計算をする業者さんほど売れにくいような
仕組みになっているんですようです。
複数の太陽光発電所の分譲を比較する際は
ぜひご自身でシミュレーションをしてみて下さい。
NEDOの日照量データと出力をかけてロスで15から20%ほど
引いておけば簡単な比較はできます。
また、影の影響が気になるようであればこちらのような
無料シミュレータもあります。
ちなみに私が使っているのはPVsyst。
1か月は無料ですが、英語版でかなり敷居が高いです。
ソフトが1300スイスフラン、3日間の研修が1800スイスフラン@スイス
こちらは英語化フランス語から選べます。
日本円で合計35万円ほどでしょうか。
要物理、特に光学と半導体の知識とそれなりの英語力。
旅費含めて50万円ほどかかりましたが、
企画を生業とするならこの程度は必要ですし
日本のFITが終わっても世界中で仕事が出来るかと思い
ソフトを買って研修を受けました。
というのもこのソフトの作者は世界の太陽光発電の
シミュテーションの権威ですので、このソフトも
世界基準のソフトとなっているからです。
本来であれば適当なソフトで作ったシミュレーション結果で
銀行融資はおりないはずなのですが・・・・
日本のプロジェクトファイナンスへの道は遠いようです。
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