太陽光発電所の定力率運転について4

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先日とりあげた定力率運転の件ですが、
イマイチ理解が進まなかったので、電力会社さんに
最終確認をしてみまいた。


例えば50kWのパネル、49.5kWのパワコンが
接続されていた際には80%の力率制限がかかっていれば
パネルの発電量が25kWだった際には力率以外のロスを0%とすると
売電出来る出力は20kWとなるという理解でよろしいでしょうか。

電力会社さん
そのとおりでございます。
弊社の電圧変動制約に対するお客さまの対策として
提示している力率調整値につきましては,
最大出力(kW)で検討しております。
通常,発電出力(kW)が低くなる場合,
力率調整値も変動いたします。
しかし,お客さまからお申込みいただいたている
「◯◯市◯◯町」につきましては,電圧が少し
でも上昇した場合,弊社の基準値を逸脱してしまう
(力率100%での連系可能容量が0kW)ことにより,
高圧線増強等の対策工事と一定の力率調整(80%)が必要となります。

どうやら今回のケースが特別なようです。
例えば20%の定力率運転であれば
通常の場合は有効電力の上限を設置容量の80%とするので
ピークカットのような状態になりますが、
こちらでは常時上限を80%とするので
常時出力、つまり売電収入が制限されてしまうようですね。

そもそも80%の定力率運転自体が
パワコンメーカーの設定値外であることが多いです。
追加の費用もかかるし、やはりしばらく塩漬けにするのがいいようです。

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