小泉元首相の発言が無責任だという話が
多々上がっていますが明らかにそれはおかしな話。
原発のコストが安いように見えるのは
電力価格体系がおかしいからです。
電力の価値は季節と時間で大きく変動しますが、
今はそれがほとんど価格に反映されていません。
例えば24時間365日営業しているかき氷屋と、
夏場の暑い時だけ営業しているかき氷屋では
前者のほうが製造コストはたしかに安くなりますが
人の役にはたちません。
もちろん24時間365日営業してる
かき氷屋が実際にあればすぐに破綻する事でしょう。
しかし、日本ではこの大きなかき氷屋(原発)が
破綻しないよう、夜に作ったかき氷を買い取ったり(
エコキュート等の深夜電力活用の補助金)、
かき氷からジュースを作って販売したり(揚水発電)
と国をあげて様々な手助けをしています。
そんな大きなかき氷屋(原発)と
普通のかき氷屋(太陽光発電)を比べて
どちらを推進するほうが無責任でしょうか。
ちなみに大きなかき氷屋の設備費用は
子孫100代までの分割払い。
自分がその末裔だったら最初の人間を
とりあえず家系図から消すと思います。
はい。今の電力価格だと太陽光発電は高付加価値になってしまいますが、本来は必要なときに電力を供給する理想的な発電ですよね。
スマートメーター導入により買取価格が
時間で変動し、その中で電池の優遇策が
とり入れられれば大きく日本が変わると思います。
なるほど、面白い例え話ですね! 電力は量だけで語られることが多いですが、質も重要。需要ピークに追随し、自然災害にも強い太陽光発電は、原発の電力よりも付加価値が高いですよね。