SMA単相パワコンの唯一の弱点 電流値が高い両面パネルに弱い
続報 SMA５.５kW 両面が弱点なのではなく・・・（まだ調査中）
過去歯切れ悪く書いてきましたが、正式に回答をいただきました！
結論、ある条件を満たせば両面パネル７２セル４５５Wでも過積載可能です！
僕の最初のブログは間違っていました。
皆さん、ご迷惑をおかけいたしました。
m(_ _)m
また、このブログを読んで「設計変更をしなきゃ！」と思われた方、もしくはもう設計変更をしてしまった方、いらっしゃいましたらお詫び申し上げます。
大変申し訳ありませんでした。
SMAからの回答
弊社新製品SUNNY BOY 5.5-JPの1回路あたりの最大入力電流は短絡電流で25Aとなり、最大出力電流10A超えのパネルを4並列しても問題ございません。
弊社の添付シュミレーションデータにてLongi 455Wパネルで7直列×4並列で問題ないことを確認しました。
（中略）
ただし、両面発電パネルで問題なのは、1MPPTあたりの短絡電流が25Aを上回る可能性があるという部分で、何らかの要因でパワコン内部で短絡が起きた時に、あまりにも日射条件が良いタイミングで不具合が生じると、短絡電流による内部回路が溶断するなどの故障の可能性がございますので、短絡電流が25Aを超える可能性がある場合は、ヒューズやダイオードで別途保護をお願い致します。
SMAさんありがとうございます！
僕からも気になるところがあるので質問を投げかけてみました。
１ 実際のダイオードと入力の構成は？
→ こちらも回答をもらいましたので過積載セットに組み込んでいきます
２ 仮に１入力あたり２５Aを超えるとどうなるのか？
こちらは興味深い回答です。
答えは「１回路あたり１８A以下になるようにPCSがコントロールしているので直ちに大きな影響はない」というもの。
ただし、何らかの原因でPCSが壊れた場合、状況によって２５A以上の電流が流れ続けることがあるとPCSの内部回路が溶断する可能性があるとのこと。
なるほど。
とてもわかりやすい回答をいただきました。
ダイオードもそんなに高いものではないですし、これはセット化可能ですね。
皆さんご迷惑をおかけいたしました。
SMAさんありがとうございました。
今後も何かあればご質問させていただきます。
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