低圧太陽光発電のキャッシュフローが年間20万円悪化する時代

 

 

 

1月22日の調達価格等算定委員会の資料に廃棄等費用の積み立ての資料が出ています。

https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/067_01_00.pdf

 

スクリーンショット 2021-01-25 17.26.44

廃棄等費用の積み立てというのはわかりやすくいうとこんな感じです。

 

「太陽光発電事業者なんて悪い奴らに決まってる。

20年後は絶対発電所の不法投棄が続発するはず。

そうなっても平気なようにあらかじめ廃棄費用を強制積立しておこう。

積立金は売電収入から天引きして経産省の天下り団体が管理する事にしよう。」

 

こんな感じです。

まぁ、天下り団体に甘い汁を吸わせてあげないとこの国では再エネが増えていくこともなさそうなのである程度は仕方がないとしても・・・

 

これが実は結構厳しいです。

僕が保有している案件で言うと

36円案件  84000円

24円案件  90470円

21円案件  99000円

 

なんと。。。

kWhごとに徴収されるので案件ごとに微妙に違うんですが6つの発電所で年間約55万ほど徴収される事になりそうです。

それが10年間。

550万円。。。

 

本来であれば、このお金はどこかに再投資することができ、更なるキャッシュフローを生みつつ事業終了時にはきちんと発電所を処理するために使われるお金です。

 

そのお金が10年間死んだお金としてプールされる。

投資に関わるものとしては本当に悔しい思いです。

 

そのほか、発電側基本料金も2023年から

発電側基本料金なんてものも出てきます。

2023年からです。

こちらはざっくり言うとパワコンのkWに応じてかかり、ざっくり年間9万円ほどです。(49.5kWごと)

そうするとここでも年間54万円のお金が出ていく事になります。

こちらは費用なので普通になくなってしまうお金です。

 

合計すると年間100万円以上がなくなる計算です。

 

これ、普通に赤字になる発電所が出てくると思います。

 

借金背負って国のために再エネ投資をして、年間のキャッシュフローが後出しジャンケンで赤字にされてしまう僕たち再エネ事業家。

 

いったい僕たちは何をやっているのか。

国は再エネをどうしたいのか。

 

 

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One Comment

快晴

発電側基本料金の件は以前から言われておりましたが導入されるとかなり痛いですね 廃棄費用積立、インボイス等々逆風です
再生可能エネルギー普及の為にも
何とか声を上げていきたいですね

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