アテルイの里の購入計画を立てた頃の話になりますが
僕は20年の事業計画自体はすんなり立てることができました。
前職で太陽光発電の企画をやった経験やMBAを取っていたことがとても役に立ちました。
学歴も経験も案外役に立ちますね。
さて、その時は特に考えていなかったのが税率です。
消費税の8％と法人所得税（30％強）。
ここをどうするかは実は大きな問題です。
消費税について
消費税の8％に関しては個人でやっても、法人でやっても最初の1基目は事実上払う必要はありません。
売り上げが1000万円を超えたところから消費税の納税事業者となるというのが消費税のルール。
つまり低圧1基（概算250万円程度の売り上げ）であれば、間違いなく8％は自分の売り上げになります。イコール利益です。
一方であえて「消費税の納税業者と成る」という選択もあります。
この場合、何がいいかというと初期に買った購入費から売り上げ消費税を差し引いた額（概算160〜200万程度）の還付が翌年度に受けられます。
そしてこの制度のポイントは3期が経過したのち、申告することで「非課税事業者に戻ることができる」という点です。
課税事業者 ⇨ 還付受け取り ⇨ 非課税事業者に戻り8％売り上げアップ
という流れになります。
事業所得税について
よくわからなかったのがこちらです。
個人でやった場合、事業所得の何％が所得税なのか。
国税庁のサイトにはこのような表が出ています。
| 課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 195万円以下 | 5％ | 0円 |
| 195万円を超え 330万円以下 | 10％ | 97,500円 |
| 330万円を超え 695万円以下 | 20％ | 427,500円 |
| 695万円を超え 900万円以下 | 23％ | 636,000円 |
| 900万円を超え 1,800万円以下 | 33％ | 1,536,000円 |
| 1,800万円を超え4,000万円以下 | 40％ | 2,796,000円 |
| 4,000万円超 | 45％ | 4,796,000円 |
太陽光発電の売り上げは250万前後。
となると課税所得は195万以下。
税率5％！！！
なんと！！！
と思いましたが、本日新潟の税務署に行って聞いてきたところ、サラリーマンの所得税は本業の所得との合計額でかかってきます。
しかも195万までは5％、そこから330万までは10％と段階的に課税されていく形。
例えば所得が400万円の人が太陽光発電で50万円の所得を得た場合、カカるべき所得税は
195万 × 5％ ＋（330万ー195万）×10％ ＋（450万ー330万）×15％
＝ 9.75万 ＋ 14.475万 ＋ 18万
という金額です。
ざっと計算すると 42.225万になります。
この金額が本業＋太陽光事業に課税される所得税です。
青色申告か 白色申告か
さて、ここまでわかると次は個人事業主としてのやり方です。
開業届を出し、青色申告をすべきか
開業届を出さず、白色申告をすべきか
ということで次は白色申告と青色申告を研究しようと思います。
まずはこの辺の本を使って研究してみます。
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福岡県 1013.36kW 274,664,000円(税込) 土地付き分譲太陽光発電所
九州の高圧24円案件です。1MW案件になります。
メーカーシミュレーションでは表面利回りがわずかに10％届かない程度なので実発電は10％近くいくのではないでしょうか？
《3区画》長崎県長崎市56.16kw総額2322万円(税込/1区画あたり) 土地付き分譲太陽光発電所
想定投資表面利回り 10.7%
《5区画》長崎県長崎市76.32kw総額3024万円(税込/1区画あたり) 土地付き分譲太陽光発電所
想定投資表面利回り 11.1%
申告は色々あります・・・・。謎も。
税務署側から申告者見ると
青色
儲かっている。 節税に手間を惜しまない。 隠したい。 正しい申告者。
白色
儲かっていない。 知識もない。 節税方法もしらない。 面倒だ。 仕方なく申告。
この中から脱税、申告漏れを探し出すとしたらあなたはどちらに税務調査にいきますかって事です。
田舎の場合青色の方が厳しく白色にも十分メリットがあります。
申告書は印刷（手書き）したものを持参か郵送がお勧めです。