いつも通りTwitterで借金トークをしていました。
こんな感じで(苦笑)
しかし我ながら情けない会話です。
資産一億円あったらいいのにな
(hamasaki)私の借金力は1億ですよ
こんな感じです。
そこへ心の優しい方のツッコミが。
資産 = 負債 + 純資産
借金は資産であると。
なんと!
借金は本当に資産なのか
ここで心の優しい方が言ってくださっている内容はあくまでも「貸借対照表」上のお話です。
確かに貸借対照表(バランスシート)上はそうなっています。
資産とは負債と純資産を足したものである。
そのように読めます。
果たして本当でしょうか?
僕の意見はこれはあくまでも会計上の表現であって、現実を表したものではないと思います。
これの意味するところは
資産 : 持っているお金、現物資産、不動産、有価証券などお金に変えられるもの
負債 : 将来お金を払う(返す)約束をしているもの。借金。
そして資産から負債を引いた残りである純資産。
これこそが日本語の通常の意味でいう「資産」なわけです。
1億円の会計上の資産を保有していても、負債が1億2千万円だったらその人は資産家とは言えません。
同時に将来のキャッシュフローの評価が必要
一方で、上記の状態でも、1億円の資産の内容が「融資返済後でも毎年1000万円のキャッシュフローを確実に産んでくれるもの」であれば問題ないかもしれません。
保有している現物資産や金融資産がニッチで流動性に乏しいが、キャッシュフローはほぼ確実に分厚く帰ってくるというタイプのもの。
会計上は債務超過になっていますが、お金は問題なくまわってしまうというタイプのものです。
まぁ、これは損益の評価なので今回のブログのテーマとはずれますけどね。
太陽光発電所の純資産価値の難しいところ
会計制度上の資産価値と自分が保有している太陽光発電所の価値は必ずしもリンクしません。
例えば僕は21円単価の発電所を2つ所有しています。
どちらも95kW以上の過積載です。
一つは分譲で購入し、システム1900万円 土地100万円
もう一つは自作形でシステム1400万円 土地200万円です。
当然バランスシート上、負債はほぼ全額で資産は簿価評価ですから購入金額を定額法で償却した償却残になります。
ところが、2つの発電所は実は1400万円で作った後者の発電所方が20%近く多く発電するのです。
つまり、時価評価したら、20%近く高く売れる物件だということです。
ですが、この時価評価はバランスシートには乗りません。
僕のバランスシートが良くなる時はこの優良な発電所売った時です。
ということで、バランスシート上の資産 = 真実の資産ではないというお話と、バランスシート上の評価が必ずしも未来の正しい価値を表せていないというお話でした。
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B/Sの左辺と右辺は株式会社の場合、一般的には:
資産 = 負債+株主資本
と会計学で習いました。(個人事業であれば、
株主資本の代わりに個人事業の資本金とかそれに類するものが該当すると思います)
株主資本=純資産なんですかね。
ちょっと細かい突っ込みで恐縮ですが。。
ただ、借金(=負債)はあくまでも借金で資産ではないと思います。
ともかく、太陽光発電所の帳簿上の価値と実際のC/F上の価値に乖離が生じることは、私にも良く分かります。