ついつい言ってしまいますよね。

発電量。

発電事業者としては発電量と言った時はその日（もしくはその月の）発電実績のことを指していて「kWh」を単位として使っていると思います。

発電量は「量」ですからね。

僕は１００％　kWhで使っています。

kW ＝　パワー

kWh ＝　エネルギー

なるほど。

これもわかる人はわかるけど、わからない人はこれでもわからないかもしれません。

kW は　パネルやパワコンの性能であり、車でいうと最高速度のようなものです。

３.５リッター　ツインターボのエンジンでも、アクセルを踏まないと一切スピードは出ません。

太陽光でいうと、メガの発電所（１MW）でも、日が差さないと発電量（kWh）は出ません。

これが電力と電力量の違い。

最高速度が１MWなのであって、これが一日中発電するとたくさんの「発電量（電力量）」が出るわけです。

W数を速度とした場合、kWhは移動距離に相当します。

（速度に時間をかけると距離）

ところが、速度に時間をかけて距離になるのがイメージできない人も

これも現実。

うちの妻は時間、距離、速さの計算を「は　じ　き」でリアルにやってしまうタイプです。

実際にこれでテストの点を取り、地域ではトップの高校に行ってしまったのだから目も当てられません。（数学、物理的には）

一回、この「は　じ　き」の図を思い出さないと距離の計算ができないので、もし電力と電力量を計算しようと思ったら「で　じ　で」で覚えなおさないといけません。

（彼女はこの計算を一生しないと思いますが）

しかも、で　じ　で　では全くわからないでしょう。

困るのは新聞や雑誌、エネルギーに関わる経営者クラスでもkWとkWhが

うちの妻は大きな問題ではないのですが（草刈りはとても熱心にやってくれますし）

問題になるのは新聞や雑誌が間違って書かれていたり、再エネに関わる経営者クラスがこれをさっぱりわからなかったりすることです。

・何年で元を取れる

という話を業者の受け売りでしかできず、検算ができません。

無防備のまま紛争地帯に突入するようなものです。

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