借金大好きhamasakiさんの太陽光・融資・会計研究ブログ柏崎刈羽原発がなかなか再稼働できないわけ

電気が逼迫しています。

ブラックアウト寸前です。

元々電力供給余力がギリギリのところに東北の地震が発生。

東京電力、東北電力の火力発電所が複数発電停止してしまったためです。

都合の悪いことに、本日の関東は雪。

本来関東の冬〜春は天気が良く晴れっぱなしが基本。

これは不運！

昼に太陽光が電気を稼げれば陽水発電を温存することができました。

そうすれば夜間の電気もある程度余裕があったはずです。

よく太陽光への悪口で不安定だ、追従性がないと言われます。

実際今日の発電はほぼゼロなので全く貢献できていません。

これは悪口や弱点といった部分ではなく、最初からそうなのです。

太陽光発は悪天候や夜は発電できないのです。

しかし現実としてそれでも太陽光発電を世界は導入しています。

昼にタダで電気が作れちゃうからです。

そして、系統の柔軟性や他の電源での追従性を強化しておき安定で、低コストで、環境に良い電力環境を整えようと頑張っています。

今日ここまできたら、あとはもう特別で契約している工場や大学などを電力供給約款に乗っ取り停電させていくしかありません。

日本で稼働していない原発が動いていればもっと楽だった。

これは間違いありませんが、稼働していないのには訳があります。

柏崎刈羽原発の大量ずさん工事　柏崎市長「洗いざらい恥をさらして」

元請けの東京エネシスが同日、東電に提出した報告書によると、問題の会社では、ガスボンベの搬入・搬出の負担などから、溶接に必要なガスの流量を絞るようになり、やがて多くの溶接士がガスを流さなくなった。さらに施工記録の確認欄に偽りのチェックを入れていた。エネシスの担当者は現場を見ず、施工記録だけで確認していた。

手抜き工事です。

原子力発電所が手抜き工事をしてしまっていてはとても動かせません。

柏崎刈羽の６、７号機は東京電力は本気で動かす気なのです。

なのにいつまで経ってもGOが出ない。

・警備の問題

・手抜き工事の問題

・虚偽報告

これではいつまで経っても動かせません。

原発と太陽光。

どちらが弱点の多い発電なのか、むしろわからなくなってくるような内容です。

僕の住んでいる新潟市は柏崎刈羽原発から８０km圏内にあります。

有事の際は中性子線が飛んでくる範囲内です。