2019年度の買取単価はkWあたり14円になっています。
なかなか苦しい金額ではあるんですが、14円でもついに分譲物件が出てきました。
もうすぐ発電ムラ市場にアップされますのでお楽しみに。
金額規模は1000万円から1400万円近辺です。
>>過去記事
で予想記事を書いた通り、投資としてはダウンサイズされてきました。
金額規模が理由で太陽光発電事業を進めてこられなかった人からしたら朗報かもしれません。
逆に規模が小さくなってしまって甘みが少ない(キャッシュフローが少ない)と感じる人は2基を同時に進めるなどの工夫も必要になりそうです。
しかし14円案件が出てくると18円はむしろ「高単価物件」に見えてきます。
不思議なものですね。
なぜ、14円物件は金額的にダウンサイズされているのか
なぜ14円物件は金額が下がってくるのか。
それは単純に過積載の効率的な限界の問題です。
200%以上の過積載を仕掛けていくことは電気的には可能です。
しかし、僕たち発電事業者はパネル枚数を増やしたいのではなく、発電量(売電量)を増やしたいわけです。
売電量を増やす手段としてこれまでは過積載という手法を使ってきました。
しかし、それももう結構「いいところ」まで攻めてきています。
ここから先(14円以下)で同じ利益を得ようとしたら「2基買い」などの複数化せざるを得ません。
我々事業者が重要視すべきなのは「キャッシュフロー」です。
>>(過去記事
All you need is CASH (キャッシュフローこそ全て) 僕が発電所を買うときに考えること
そういう意味では「利益が足りないのであれば2基買えばいいじゃない」というマリーアントワネットはなしではないです。
注意すべきは何か 架台・パネル・施工・地盤・法令・・・
ただ投資規模が大きくなるということはリスクがそれだけ大きくなるということでもあります。
特に14円は分譲で販売して業者が利益を出していくのは結構大変な数字です。
土地代・負担金・造成費用が安ければまだ利益を出すことはできるかもしれません。
しかし業者が自社の利益を出していくにはさらにどこかを削っていく必要があります。
架台や施工や地盤は数字にしづらく、評価がしづらい部分でもあります。
この辺は「こうやって判断しよう」という基準は実は出しづらい部分です。
架台であればひとまず「JIS2017」に準拠しているかという判断基準はあります。
しかし施工や地盤となるとなかなか難しいですよね。
信頼できる筋から
あの業者はしっかりしているよ
あの地域は地盤はしっかりしているよ
といった周辺情報が聞けたらありがたいですね。
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