太陽光発電の保険は大きく分けて3種類あります。

1　火災保険を中心とした損害保険

2　賠償責任保険

3　売電保証保険

それぞれに目的があります。

1は何か事故があったときに発電所を復旧させるための保険です

復旧させるための保険ですから、復旧させるために必要な金額をまかなえればいいわけです。

例えば火災で発電所が全焼した場合。。。

例えば雷でパワコンが壊れた場合。。。

台風でパネルが吹き飛んだ場合。。。

これらを復旧させるための費用を賄うための保険です。

分譲で買った発電所は当然ながら権利費用や業者の利益が載っています。

復旧するための費用はひょっとするとこ運輸金額より少なくて済むかもしれません。

2は発電所の外で何かがあったときに弁償するための保険です

こちらは発電所の外の話。

必要といえば必要ですが、不要といえば不要。

金額も安いですのでお守りがわりに入るようなケースが殆どです。

3番目の売電保証　これは何で考えるべきか

売電保証という保険も有ります。

売電保証は事故で著しく売電量が落ちた場合に払われる保険です。

売電収入を賄うための保険ですが、どちらかと言うと必要になるのは「ローンを返すため」という方が殆どではないでしょうか？

2〜3ヶ月分の返済金額が手元にあれば入らなくてもいいかもしれません。

逆に、サラリーマンなんだけど高圧の発電所を持っているような方や一ヶ月30万円近辺の返済があるような発電所には売電保証は入れてもいいかもしれません。

実際、台風で発電所のパネルが豪快に飛んだ方が売電保証に入っていて助かったという例も有ります。

保険は目的から逆算して入るべき

いずれにせよ、保険は目的から逆算して入るべきです。

目的のない保険は「余計な保険」であり、事業性を悪化させます。

事業でやっている再エネですからここはしっかり考えておきたいですね。

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