1ドルが110円を突破。

３ヶ月で５％近くの急上昇です。

最近太陽光パネルは素材ベースでの価格高騰が続いていて、それがパネル価格を押し上げていました。

それがこの円高も加わると為替ベースでの値上がりも加わります。

再エネに限らず、化石燃料ベースで見ても日本はエネルギー輸入国なので円高の方がお得です。

昔は「日本は輸出国なので円安が望ましい」という風潮でしたが、実際には日本は中所得者層が国内消費を回す内需国家です。

ですので日本は本来円高が望ましいのです。

５％の円安というのは世界的にみると給料が５％下がってしまったことを意味します。

１０００万円もらっていた人は９５０万円になってしまいますし（実質的に輸入品が値上がりするので）、１００万円しか持っていないない人も価値が減少してしまいます。

仮想通貨などもそうで、円換算で総資産を管理している人はこの３ヶ月で同じ円ベースの額面でも実は５％資産が減っている事になります。

そしてそれはFITの売電単価もそうです。

３ヶ月前は40円の売電単価は0.38ドルの価値がありました。

しかし今では0.36ドルの価値に減ってしまっています。

この３ヶ月で日本の総資産は５％減っているのです。

これは由々しき問題だと僕は思います。

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